>  >  > “死んだ目”をしたIS少年戦闘員による処刑

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画像は、「Best Gore」より

 今月11日、国連はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が市民60人以上を殺害し、そのうちの何人かを電柱に吊るしたと発表した。「犠牲者にはオレンジ色の服が着せられ、“反逆者”“ISF(イラク治安部隊)の工作員”といった赤い文字が書かれていた」ことから、イラク軍に協力したことが処刑理由とみられている。惨劇が起こった場所は、今年の10月中旬から政府側による“奪還作戦”が開始されたイラク北部のモスルであった。

 この虐殺から約1週間前となる今月3日、ISの最高指導者アブバクル・バグダディは、1年以上ぶりとなる音声メッセージを公開。IS戦闘員にモスルでの徹底抗戦を呼びかけるとともに、「撤退するな。恥辱的な撤退より、名誉を持ってモスルに留まる方が良い」「軍、警察、メディアを殺せ」と訴えた。バグダディについては、健康状態や動向に関するさまざまな憶測が飛び交っているが、現在も所在地は不明だ。モスルでの虐殺は、このメッセージに即発されて起きたものだろうか。

 さらにISは、今月18日ごろ新しい処刑動画を公開している。今回アップされたのは、4人の少年が2組に分かれ、オレンジ色の服を着た“囚人”たちの頭を撃ち抜くといったものだ。最初の2人組は、10歳前後の少年たち。1人の少年が、アラビア語でカメラに向かって強い口調で何かを主張したあと、目の前に座った2人を銃殺する。2組目の少年たちは、先ほどの“処刑人”よりも少し年上のように見えるが、12~15歳くらいだろう。こちらの少年はロシア語で訴えかけたあと、頭に銃口を向けて引き金を引く。撃たれた2人は、目の前の川に転がり落ちてしまうのであった――。

 これまで、たびたび少年兵による処刑動画を公開してきたIS。「イスラム国」に詳しいジャーナリストによると、少年兵による処刑動画は、昨年のアメリカ主導による対IS空爆作戦開始後から目立つようになったという。現在、ISの少年兵はイラクやシリアに1,500人あまりもいると伝えられている。

 ISはバグダディのメッセージで勢いづいたのか、今月21日にアフガニスタンの首都カブールにあるイスラム教シーア派のモスクで爆発テロを起こし、100人以上の死傷者を出した。またモスルでは、今月7日に頭部を切断された住民約100人の遺体が見つかっている。アメリカの国防当局者は「バグダディは統率力を失いつつある」と発表しているが、子どもを使った処刑動画の公開や各地で多発するテロをみると、その言葉を鵜呑みにはできないだろう。
(文=北原大悟)

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