>  >  > 体が速攻で壊死する「人喰いバクテリア」、日本で患者急増!

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画像は、「Women's Health」より

 現在、“人喰いバクテリア”が日本で猛威を振るっている。国立感染症研究所(NIID)の発表によると、人喰いバクテリアこと「A群溶血性レンサ球菌」に感染して引き起こされる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」を発症した患者数が、今月13日までに過去最高となる442名に達したことが判明した。これは、過去10年間の患者平均数の2倍以上にもなるという。

 この感染症の初期症状は風邪によく似ており、発熱や四肢の疼痛を伴い、突発的に発症する。しかし、風邪と決定的に違うところは、感染部位周囲の靭帯や腱、皮膚といった軟組織と筋膜を破壊していき、1時間に2~3cmという驚異的なスピードで懐死が進行していくところだ。壊死が進むと肉が丸見えになって、脚全体が腐敗したような状態に陥ったり、顔に穴が空いてしまうなど、全身が喰い尽くされていく。

 人喰いバクテリアの致死率は30%を超えるといわれており、発症してすぐに抗生物質を投与したり、感染が広がらないように壊死した部位を切除するなどの対処法が有効だが、明確な治療法が確立されるまでには至っていない。また、症状が悪化した場合、壊死だけでなく急性腎不全、成人型呼吸窮迫症候群(ARDS)、多臓器不全(MOF)なども引き起こす可能性があり、ショック状態によって死亡するケースもあるそうだ。


■世界中で猛威を振るう人喰いバクテリア

 日本だけでなく、人喰いバクテリアは世界各国で猛威を振るっている。A群溶血性レンサ球菌は海水中で頻繁に発見されており、今月10日には米国ワシントン州に住む50代の女性が、地元のスーパーで買ってきたティラピアという魚を食べたところ感染。幸運なことに、この女性は大事に至らなかったそうだが、スーパーに売られていた魚はすべて処分され、魚を準備するためのタンクなどがすべて消毒にかけられたそうだ。

 また今月21日には、米国インディアナ州に住む女性が、人喰いバクテリアが原因で住んでいるアパートの大家を訴えるという事件が起きた。彼女の娘は、アパートの公園で遊んでいた際に人喰いバクテリアに感染したとみられ、足を切断せざるをえない状況に陥った。調査を行った検査官は、アパートの敷地内に人喰いバクテリアを含んだ汚水が放置されているのを発見。大家に24時間以内に清掃するよう命じた。

 このように“人喰いバクテリア”は我々の生活の身近なところに潜伏しており、誰でも突然発症する可能性がある。厚生労働省は予防法として、まめな手洗いや傷口を清潔にすることが有効としている。しかし、少しでも疑わしい症状が出た場合には、一刻も早く病院へと駆け込むことが重要だ。
(文=北原大悟)

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