>  >  > 未解明「アレ効果」の謎! 相対性理論は間違い!?

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イメージ画像:「Thinkstock」より

■日蝕が地球と人類に与える影響

 地球のあらゆる生命活動の源は、つまるところ太陽に行き着く。植物は太陽光を利用して光合成を行い、その植物を草食動物たちが食べることから食物連鎖が始まる。太陽がもしもなかったら、こうした生態系は途端に維持できなくなる。『旧約聖書』の「創世記」を引用するまでもなく、昼間に太陽が輝き、陽が沈むと夜の帳が降りるという営みは、おそらく地球が誕生して以来、連綿と続いているのだろう。ところが、その昼と夜の境界が曖昧になる瞬間がある。真昼の太陽が突如として姿を消し、いきなり暗闇が支配するという現象、つまり皆既日蝕である。

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合(ごう)について 画像は、「Wikipedia」より引用

 生命の源である太陽が突然消えてしまうという現象は、古代人にとっては脅威そのものであり、当然ながら凶事の先触れとみなされた。日本の朝廷では、日蝕中すべての行事を中止するとともに、国を挙げてその予測に務めていた。

 西洋占星術において、日蝕は太陽と月の「合」(ごう、2つの天体が地球から見てほぼ同じ位置にある状態を指す)となる。地球の潮汐に影響を及ぼしている2つの天体が一緒になるのだから、重力上の影響は否定できない。一部には、日蝕と地震の関係を唱える説もあるが、科学的には確認されていない。

 しかし、日蝕が奇妙な形で地上の事象に影響するという現象は実在し、しかも科学的に確認されているのだ。これは「アレ効果」と呼ばれ、ノーベル経済学賞を受賞したフランスの経済学者・物理学者、モーリス・アレが発見した。


■アレの生い立ち、そしてノーベル経済学賞の実態

 1911年、パリに生まれたモーリス・アレは、理工科学校と高等師範鉱山学校を卒業し、第二次世界大戦までは鉱山技師として働いていた。そのアレが経済学者になるのは、1943年に鉱業書類統計局の局長となってからのことで、以後は理論経済学者として活躍し、1988年にノーベル経済学賞を受賞する。

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モーリス・アレ 画像は、「Wikipedia」より引用

 ここで読者の中には、少し不思議に思う方もいるかもしれない。アレは理工科学校を出て、ずっと鉱山技師として働いていた。そうした人物が、なぜ人生の途中で経済学者に転向できるのだろう。

 実のところ現在の経済学は、数学や物理学、統計学といった理系の知識と理論が不可欠な学問となっている。実際、アレ以外のノーベル経済学賞受賞者の顔ぶれをみても、最初の受賞者であるヤン・ティンバーゲン(オランダ)をはじめ、数学や物理学の知識を持つ者が大半なのだ。

 ちなみに、ノーベル経済学賞について一言述べると、正式名称は「アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行経済学賞」であり、1968年にスウェーデン国立銀行が設立300周年祝賀の一環として設けたもの。つまり、本来ノーベル自身が想定していた賞ではないため、ノーベル財団は「ノーベル経済学賞」という名称を用いていない。

 ともあれ、アレは経済学者として業績を残しながらも、物理学にも生涯関心を抱き続けていた。そのアレが一時熱中したのが、振子の軌道を観測する実験だった。

コメント

3:匿名2016年12月31日 20:16 | 返信

エーテルは存在しない。が、素粒子が持つ確率因子(存在のエントロピー)が、人類には重力として見えている。相対性理論が間違っているわけではない。全ては相似と近似で表記されているだけ。

2:匿名2016年12月31日 03:09 | 返信

フランスにおける「鉱山技師」は、鉱山で働く技術者ではなく、理系トップのテクノクラートのこと。例えば、ポアンカレも鉱山技師団で研究していた。つまりアレは数学者レベルで数学ができるわけ。技師が突然経済学賞を取ったわけではない。

1:匿名2016年12月30日 14:35 | 返信

宇宙を「等方的」とする考えはあまりにも「自分達に都合がいい」考えだと思う。
同じ国でも皆既日食が見られる地域と見られない地域があるんだから重力に何らかの作用が起こって不思議は無いでしょ。
重力を観測するにしても観測者が視認して実感して初めて観測といえる。
エーテルって素粒子のことじゃないの?

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