>  > 英高級紙「不確実性の時代に突入した!」一億総オカルト時代突入

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画像は「Thinkstock」より引用

 共和党ドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利、イギリスのEU脱退、日本では東京都知事選や新潟県知事選など、予想に反する出来事がここ最近頻繁に起こっている。ただでさえ先行き不透明な時代であるのに、こうも不確実な要素が増えると誰もが不安に感じることだろう。一体、我々は「不確実な世界」とどのように折り合いをつけていけば良いのだろうか?


■英紙「新しい不確実性の時代に突入した」

 英高級紙「The Guardian」(7月26日)が、「新しい不確実性の時代に突入した」というショッキングなニュースを報じている。どうやら、世界中の情報を扱う大手新聞メディアでさえ、未来を予想することは難しいようだ。しかし、そもそもなぜ我々は不確実性に不安を感じるのだろうか?

 英政治哲学者ジョン・グレイ氏が、著書『わらの犬(Straw Dogs)』で、その理由を語っている。グレイ氏はまず、安定した生活は安定したキャリア形成に基礎があるが、今日では雇用の不安定化から従来のような安定した生活を送ることはできなくなりつつあると現状を分析する。そして、雇用の不安定化に伴い、労働者は自分の人生を物語としてうまく形作ることができなくなってきていることが問題だという。

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画像は「The Guardian」より引用

 つまり、社会の不確実性が人生プランの形成不全を招き、そのことが人々の不安を増幅しているというわけだ。そのため、「貯金はギャンブルであり、キャリアや年金もハイリスクな賭けであるため、誰も長期的な見方なんていう無駄なことはしない」という。

 おそらくグレイ氏はイギリス社会を念頭に置いて話していると思われるが、日本社会に置き換えても十分に納得できるものだろう。では、この不安をどうすれば取り除くことができるのだろうか?

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