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日刊サイゾー

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ほかの見舞い客お構いなしにケンカを始める、葬儀屋の社員たち

【日刊サイゾーより】

 中国人の金儲けを嗅ぎ分ける嗅覚は鋭く、それは時と場所を選ばない。たとえそこが病院で、目前に生死の境をさまよっている人がいようともだ。

「光華網」(12月14日付)などによると、12月3日早朝、遼寧省大連市のある病院に重篤患者が救急車で搬送された。その情報を聞きつけ、すぐさま病院に駆けつけた一団が。見舞いに来たのかと思いきや、彼らはあろうことか、病室の前で乱闘を始めた。

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早朝の病院は騒然となっていた
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まるでヤクザの抗争のよう

 警察を呼ぶほどの騒動になったが、聴取をすると、その一団は2社の葬儀屋の従業員たちだということが判明した。その重篤患者にはまだ息があるというのに、カネになることを期待して朝っぱらから馳せ参じ、争いになったのだった。その中には、患者の家族や親族はひとりもいなかったという。乱闘を演じた7名は、15日間の拘留に処された。

 極めて不謹慎な事件だが、同じことを考えていた会社が2つあったことに驚かされる。その裏には深い闇があると、中国の医療事情に詳しい上海在住の日本人は話す。

「病院がグルになっている可能性がある。中国の病院は拝金主義が著しく、カネになれば患者の個人情報だって簡単に売り渡します。たとえば、私の子どもは上海の病院で生まれましたが、出産翌日には、携帯に保険会社などからたくさんの営業電話がかかってきました。彼らはどういうわけか、私に子どもが生まれたことを知っているのです。病院が横流ししているとしか思えません。モラルがまったくないので、重篤患者の情報を葬儀屋に筒抜けでも不思議ではないのです」

 中国の病院は、人の生き死にすらもカネに換えてしまうということか。富裕層が、こぞって海外の病院を利用するのもうなずける。
(文=中山介石)

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