>  > 奇習! 「神とのまじわり」を実現する伝説の秘薬

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
ThinkstockPhotos-592643934.jpg
イメージ画像:「Thinkstock」より

【日本奇習紀行シリーズ】 O県 

 アメリカ先住民の呪術者たちが、かつて神との交信のために用いたというサボテン科の植物・ペヨーテ。この植物を噛んだり、煎じて飲むことで得られる幻覚効果が、彼らに「神を見せる」ことに繋がっていたと考えられるが、こうしたある種の中毒症状をもたらす成分を服用することで、「神とのまじわり」を実現しようという向きは、かつて我が国においても一部地域で存在していたものなのだという。


「私らの世代はもうそういうことしなかったけどね。親の世代くらいまではやっていたようだね」


 自然界に存在する様々なものを用いて、実現していたという「神とのまじわり」についてそう語るのは、O県北西部のとある地域に住む古老・渡辺庄三郎さん(仮名・81)。渡辺さんの話によると、かつて当地にはそうした「神とのまじわり」を実現する習慣が存在し、人々は日常的にそうした行為を行っていたという。


「なんだろう、大人たちは“仙丸”とか“神丸”って呼んでいたようだけどもね、それこそ正露丸みたいな丸薬があってね。それを村にいる神主さんみたいな人がこさえてくれる。村の連中は、それをお布施と引き換えに2粒、3粒ともらうのだけども、それを飲むとね、途端に気分が悪くなるらしいんだよ。けども、それがちょっと落ち着いてきたかな?という頃合になると、急に意識がすっきりとしてきて、神様が見えるっていう話」


 渡辺さんの話によると、その「神とのまじわり」を実現させる丸薬は、その製法が秘伝とされているもので、「聞くところによると、河豚やら毒茸やらの毒をつかったもの」(渡辺さん)なのだという。無論、詳細については不明だが、前出のペヨーテと同様、ナチュラル系ドラッグの類であると考えてさしつかえないだろう。では、そうした“秘薬”により、村人たちはどのような幻覚を楽しんでいたというのか。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。
スーパーフードの王様 マヤ文明の知種(チアシード)