>  >  > 年明けのクラブで起きたテロ直後の光景=トルコ

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画像は、「The New York Times」より

 2017年1月1日、トルコ・イスタンブールのナイトクラブで悲劇は起こった。新年を迎え、大いに盛り上がる人気クラブ「レイナ」に、黒い服に身を包んだ男たちが侵入。手に持ったライフルを客たちに向けて乱射し、少なくとも39人が死亡、69人が負傷するという襲撃事件が発生したのだ。目撃者の証言によると、襲撃犯は、息も絶え絶えの犠牲者の頭をライフルで何度も撃ち抜いていたという。襲撃を受けたクラブ内には、死体が所狭しと転がっている。

 この犯行は、念入りに計画を立てられて実行に移されたとみられている。というのも、クラブの従業員のみが知る3つの“秘密の出入口”を含め、襲撃犯はすべてのドアの位置を完全に把握しており、警備員が銃を所持していないことや、(当然ながら)銃の使用がクラブ内で禁じられていることまで知っていたからだ。また襲撃中も、出入り口から遠くに位置するトイレやキッチンには決して足を踏み入れなかったという。トルコ当局は、クラブ内部からの手引きがあった可能性も含め、慎重に調べを進めている。

 皮肉にもこの日、イスタンブールでは、1万7,000人もの警察官が街に配備されており、テロを警戒しての警戒態勢が敷かれていたところだった。今回のナイトクラブ襲撃に対し、1月2日、過激派組織「イスラム国(IS)」は「戦闘員がキリストの祝日を祝っていたナイトクラブを襲撃した」との犯行声明を出している。

 襲撃を行った男の身元はすでに特定されており、犯行時の動画や顔写真も公開されている。男は、家族と一緒にシリアからトルコに移住し、同国中央部のコンヤにしばらく滞在していたそうだ。男は家族に自身の正体を一切明かしておらず、妻も「テレビを見て初めて事件を知った。夫がISの戦闘員だということは知らなかった」と明かしている。襲撃犯は未だに逃走中で、当局が行方を追っているところだ。

 2016年、世界各国で相次いだ大規模テロ。そして、新年を迎えて早々に起きてしまった今回のテロ事件は、世界中に衝撃を与えている。テロの脅威は消え去っていないどころか、増大しているという事実を、世界の市民に突き付けるような1年の始まりとなってしまった。
(文=北原大悟)

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