>  >  > 最凶麻薬カルテルの脅迫ビデオが超残虐

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画像は、Claudio Toledo / MEXICO-DRUGS/ (from Flickr, CC BY 2.0)

 その残虐性や非情さから、時に「イスラム国(IS)」よりも恐ろしいといわれるメキシコの麻薬カルテル。その中でも“シナロア・カルテル”は、現在世界で最も勢力を持つカルテルの1つとされており、アメリカの政府機関からも危険視されている。彼らのモットーは、「我々は悪ではない。守るために殺すのだ」という言葉。最高幹部の“麻薬王”ホアキン・グスマン(通称:エル・チャポ)は2014年に捕まり、メキシコ国内で最も警備が厳重な刑務所に収監されたが、2015年7月に逃亡。その後、2016年1月に再びメキシコ海軍特殊部隊によって逮捕されている。

 そして、シナロア・カルテル最大のライバルが“ロス・セタス”だ。1990年代後半から勢力を拡大し、元軍人らによって構成されるメンバーの残虐性はお墨付きで、彼らは賄賂を受け取るよりも殺人を好むといわれている。中でも2011年にメキシコ・コアウイラ州のアエンダという街で500人もの一般人を殺害した事件は、ここ数年のカルテル組織による殺害行為では最も残虐なもののひとつ。敵対組織や裏切者には容赦ない制裁を加え、死体には脅迫を目的とした「Z(組織の頭文字)」を彫ることもある、恐ろしい組織だ。

 今なお続くメキシコの“麻薬戦争”。今月13日、海外ショッキングニュースサイト「Best Gore」で、ロス・セタスがシナロア・カルテルに脅迫状として送り付けたといわれる動画が公開された。動画には、シナロア・カルテルのメンバーに対し、ロス・セタスの男らが拷問する様子が収められている。林の中で行われる拷問は残忍そのもので、手にしたナイフで人質の口を切り裂いていく。人質を“口裂け男”状態したロス・セタスの男は、ナイフを銃に持ち替え、脳天を撃ち抜くかのように頭上から銃を発砲して人質を殺害。これがロス・セタスのやり方だ。


■フィルピンが行う麻薬カルテルへの対策

 今月4日、南米コロンビア最大の麻薬カルテル“クラン・デル・ゴルフォ”の副官オマール・ダリオ・パティーノ・ロンドノの身柄がコロンビア警察によって拘束されたと報じられた。オマールは死亡診断書を偽造し、偽名を使いコロンビア中部・カルダス州の農場に潜伏していたという。

 世界中で凶悪犯罪を繰り返す麻薬カルテルに対して、各国の政治家は包囲に乗り出しているのかもしれない。近年、麻薬撲滅に対して力を入れる人物として有名なのが、“マフィア顔負け”ともいわれるフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領だろう。ドゥテルテ大統領は麻薬犯罪者の殺害を容認しており、同国内では麻薬犯罪者のみならず、麻薬常習者に対する殺人も一般市民の間で横行しはじめている。今月12日には、日本の安倍首相がドゥテルテ大統領と会談し、麻薬や違法薬物に対する対策への支援を表明したところだ。

 メキシコをはじめ、世界各国で繰り広げられる麻薬カルテル同士の抗争、そして政府による麻薬撲滅の動き――。2007年から続くシナロア・カルテルとロス・セタスの抗争は、いまだに止むことがない。その抗争に巻き込まれる恐怖に日々苛まれている市民の安全が、一日も早く確保されることを祈るばかりだ。
(文=北原大悟)

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