• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント1

ポスト物質主義科学マニフェスト18条」(抄訳)

・1条
 近代科学の世界観は物質主義や還元主義に則っている。

・2条
 19世紀にこれらの前提は科学的物質主義というドグマになり、精神は脳の物質的活動に帰され、思考は脳や身体など物質世界に影響することがないとされた。

・3条
 20世紀には科学的物質主義がアカデミズムの常識となり、多くの科学者が世界の物質的理解のみが合理的な思考だと信じるようになった。

・4条
 科学的物質主義は自然の理解に大きな進歩をもたらすのみならず、科学技術の発展を通して自然の抑制や自由を人類にもたらした。

・5条
 しかし同時に、科学的物質主義は科学を極端に限定し、精神やスピリチュアリティの探求を阻むものとなっている。

・6条
 本来の科学は観察・実験・理論を通して自然を探求する史上初の非ドグマ的方法である。そして、科学的方法は物質主義とイコールではない。

・7条
 量子力学の分野では、観察者の意識が物質世界に影響を与えることが判明した。このことで、物質は現実に存在する唯一のものではなくなり、自然の理解は意識への言及なしには不可能であることが完全に理解された。

・8条
 心理学や精神神経免疫学の分野では、心理的な要素が肉体に多大なる影響を及ぼしていることが判明している。

・9条
 超心理学の分野では、精神作用が物質に影響を与えることが研究され、異常や例外として排除できないほど頻繁に超自然的現象が起こることが証明されてきた。

・10条
 心臓発作の数秒後に脳の活動が停止するにもかかわらず、心臓発作に伴う臨死体験や、臨死体験が宗教経験を引き起こす例が頻繁に報告されてきた。

・11条
 霊能者が故人の情報を正確に言い当てることが、厳密な実験でも明らかになっている。精神は肉体とは別に存在している可能性が示唆されている。

・12条
 物質主義に寄った科学者や哲学者は、物質的に解明できない現象を否定する。そういった非物質的現象は彼らが持つ排他的な世界認識と相容れない。しかし、これらの現象を否定したり、ポスト物質主義を支持するような科学的発見の公表を差し控えることは、科学的探求の精神に反する。従来の科学の理論や信念に合わないデータが排除されてはならない。そのような態度は科学ではなくイデオロギーである

・13条
 超能力、臨死体験、霊との通信などが異常に見えるのは、物理主義の観点からのみである。

・14条
 物理主義は、脳から意識が生まれる仕組みの解明に失敗している。今こそ物理主義の因習から抜け出し、自然世界の概念を拡張し、ポスト物質主義のパラダイムを受け入れるべきである。

・15条
a) 精神は物質世界と同程度に現実的である。精神は宇宙の基本的要素である(物質に由来せず、物質に還元することもできない)。
b) 精神と物質世界には深く相互に結びついている。
c) 精神は物質世界の状態に影響を与え、空間的な制約を受けない(脳や体などに精神があるわけではない)。
d) 全ての精神はただ1つの精神に包括されている。
e) 臨死体験では、脳は精神活動のトランシーバーのような役割を担っている。つまり、精神は脳を通して活動するが、脳から生み出されたわけでない。臨死体験では肉体の死後も意識(精神)が残っていることが分かっている。
f) 科学者は、精神や精神的経験の探求を恐れるべきではない。なぜなら、精神は人間存在の中心的側面であるから。

・16条
 ポスト物質主義科学は、これまでに獲得された科学知識を否定せず、世界の重要な構成要素として物質を包含する。

・17条
 ポスト物質主義パラダイムは、我々の自己認識を根本から変え、人間として、科学者としての尊厳と権能を取り戻すものである。世界の非物質的理解は古代の宗教伝統や生活実践にも見られてものであり、我々はその事実から目をそむけてきたにすぎない。

・18条
 物質主義からポスト物質主義への移行は、コペルニクス革命よりも重要なものとなるだろう。
(編集部)


参考:「Open Science」、「Collective Evolutions

コメント

1:匿名2017年4月 2日 18:22 | 返信

「精神は物質に干渉するか?」とは「肉体は精神に影響するか?」となる。
答えは、精神と肉体はお互いに干渉する。
死後の世界は無い。
来世に引き継げるのは「モチベーション」だけで、記憶ではない。

前世記憶は、大人に成って、前世と同じ職業に就いて、前世の生きていた頃の自分の技術と、
今生きている自分と、過去の自分との境界が、あやふやに成って「閃き」を得る。

子供が前世記憶を思い出す事は、本来の生まれ変わりのシステムではない。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。