>  > NHKそれぞれの番組の製作費

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
関連キーワード:

NHK

,

制作費

,

吉沢ひかる

0202nhktaiga_01.jpg
※イメージ画像:『2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」完全読本』(産経新聞出版)

 民放には不可能な大作をたびたび制作するNHK。しかし、放送にまつわる総予算は耳にすることがあっても、それぞれの番組制作費に関しては不明な部分も多い。紅白歌合戦などは予算が3億円ともいわれるが、それ以外の番組についてはなかなか聞こえてこない。そこで、NHKが放送する代表的な番組には、どれほどの予算がかかっているのかを調査した。

 まずはNHKの放送に関わる予算から聞いた。

「平成28年の予算は事業収入が7016億円で、事業支出が6936億円です。この中で国内放送向け番組に割かれた予算が5279億円。詳細は国内放送費が3210億円、人件費の総額が791億円、減価償却費が738億円となっています」(テレビ局関係者)

 事業支出の総額は6936億円とのことだが、それぞれの番組にはどの程度のお金がかけられているのだろうか。

「代表的なものでいえば大河ドラマですが、これは1話あたり5800万円が目安といわれています。毎回50話で完結することが多いので、年間ではざっと30億円ということになりますね。また、もうひとつの代表的なドラマである朝ドラ(連続テレビ小説)は、1話あたり1000万円といわれています。合計156話ほど放送しますが、こちらの総額は15億6000万円になります」(同)

 内容やクォリティの違いなどもあるため純粋に比べられない部分もあるが、民放の場合には1時間ドラマ1本あたりでおよそ2000万円から4000万円がひとつの相場だとこの関係者は教えてくれた。こうした数字と比較した場合には、やはりNHKのドラマ制作費は高額といえるだろう。しかし、なぜ同じドラマでもここまで高額になるのか。

「確かに求めているクォリティに差があるという理由もありますが、圧倒的に異なるのは、ロケが少ないことです。あらゆるシーンをスタジオセットやオープンセットで撮影するため、美術費が相当かかります。ロケがない分、移動費や宿泊費がかからないメリットもありますが、ワンシーンのために大掛かりな美術セットを組むことも多いので、やはり高額になりがちですね。民放ならば実在するお店を借りて撮影するシーンでも、NHKはイチからセットを組むんです」(番組制作会社関係者)

 美術セットなどにかかる費用が大きいようだが、過去にはこんなケースもあったという。

関連キーワード

NHK

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。