>  >  > 全身が焼けただれて癒着した「ロバ女」伝説

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 日本の都市伝説と言えば、古くは「口裂け女」や「人面犬」、新しいものならば「テケテケ」や「サトリ」など、時としてメディアを巻きこんで全国に名が知れ渡るものもある。また、都市伝説は日本に限らず世界中で見られるものであることは皆さんもご存じだろう。

 今回は、その中からアメリカのテキサス州で語り継がれている都市伝説を報じた1月11日付の「Mysterious Universe」の記事をもとに、とある場所をご紹介したい。


■悲しみと絶望の果てに……「ロバ女」伝説とは

 アメリカ南部に位置する全米有数の観光都市として知られ、古き良きアメリカの佇まいと中南米の文化が共存しているテキサス州サンアントニオは美しく活気に溢れる都市だ。

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サンアントニオのダウンタウン 画像は「Wikipedia」より

 しかし、都市部から少し離れるとうっそうとした林の中に古い橋が見える。地元住民も日没後は近寄らないというこの橋は、「ロバ女の橋」の異名でテキサス南部を中心に知られる心霊スポットなのだ。名前だけ聞くと、どことなくコミカルに感じるかもしれないが、その由来をまずはご覧いただこう。

 ロバ女と呼ばれる霊にまつわる言い伝えは、1800年代までさかのぼる。サンアントニオのダウンタウンから車で北へ30分程のエルムクリークという町に、貧しいながらも農業を営む4人家族が住んでいた。

 ある日、周辺地域の地主のバカ息子が馬に乗り、家族の暮らす敷地内に侵入して家畜の動物に暴力を振るい始めた。夫が草原にいるはずのラバ(雄のロバと雌の馬の交雑種の家畜)の悲鳴を聞き駆けつけると、そこには無抵抗のラバに殴る蹴るなどの暴行を加える男の姿があったという。

 一家の投げた石のいくつかが命中して男はその場から一旦は退散したが、その日の夜遅くに仲間を引き連れて戻り、家族の住む家に火をつけた。その結果、2人の子どもは生きたまま焼かれ、家族の主は銃殺され、妻も炎に焼かれて全身に火傷を負ったという。

 激しく燃えさかる火の粉を浴びた彼女の顔は恐ろしく変形し、皮膚が溶けて垂れ下がった。手の指は激しい炎のせいで皮膚が溶け、ロバのひづめのように指同士がくっついた。女性は焼けてしまった家を後に、付近のエルム川の橋から身を投げたといわれている。

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「ドンキーレディ・ブリッジ」と呼ばれる橋 「Backpackerverse」の記事より

 以降、現代に至るまで付近の人々はこのエルム川の橋を利用してきたが、生きているその女性を見たという話は聞かない。ただ、月日を経て、たびたび橋の下や水の中から恐ろしい叫び声を聞くという噂が広がるようになったのだ。

 さらには、この橋を通る車に女性が飛び乗り、ドライバーを手荒く扱うという体験談も複数報告されているようだ。その時目撃された女性は、まばらな長い頭髪で、全身の皮膚は焼けただれて垂れ下がり、それを隠すかのようにボロ布にくるまっていたという。

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