>  >  > 埼玉県に実在した「セックス見届人」の伝統

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イメージ画像:「Thinkstock」より

【日本奇習紀行シリーズ】 埼玉県・秩父地方

 かつて、武士の社会などにおいては、切腹などの際にそれを助ける介錯人や、見届人がその最期に立ち会うこととなっていた。しかしそれと同じく、若いカップルの営みに近隣住民らが「見届人」として立ち会うという、なんとも不思議な風習が存在していた地域が存在する。埼玉県・秩父地方のとある集落で今なお暮らしている今井正一郎さん(仮名・78)は、かつて当地に存在したというその奇妙な習慣について知る数少ない生き証人の一人だ。


「なんと申しましょうかね、言ってしまえば、婚礼の儀の中に含まれた1つなんだと思いますけどもね、ようは若い人が結婚しますとね、その人たちの営みをですね、村の人間が見守るっていう習慣がね、昔、このあたりにはあったんですよ」


 今井さんの話によると、かつて当地においては、若い男女が結婚すると、その「営み」について村人の中から選ばれた「見届人」が確認し、本当にそこから先も「良好な夫婦生活」が送れるかどうかを判定しており、「難しい」という判定が下ると、彼らによって「指導」が入れられるという、なんとも不可思議な習慣が存在していたという。


「ああいう行為というのはですね、みんながみんな、初めから上手いというわけではないでしょう? でも、それだと子どもができるまで時間がかかりますからね、それを村の人たちが補助する習慣とでも申しましょうか……。上手くいくようになるまで、みんなで指導して、一人前にしていく決まりとなっていたんですよ」

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