>  >  > インド州政府、公費を投じて伝説の秘薬探し開始!

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イメージ画像:「Thinkstock」より

【世界ふしぎ再発見!】――人類史を覆す大ニュースにもかかわらず、誰にも騒がれずに眠ってしまった歴史的発見を掘り起こせ!

 洋の東西、古今を問わず、人類が追い求めるのが不老不死である。1世紀前の1900年には全世界の平均寿命はわずか30歳前後だったが、現在では70歳近くまで延びている。それでもなお、現代科学の粋を尽くしても(最新若返り薬「NMN」の開発などあれ)、未だに不老不死の技術は“確立”とまでは至っていない。そんな中、神話世界の伝説を頼みにした、まさかの“ノンケミカル不老不死”が実現する可能性が浮上した。

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弟のため薬草のある山を届けるハヌマーン
画像は「Wikipedia」より引用

 昨年7月、インド北部のウッタラーカンド州政府が巨額の資金を投じて、命を救うとされる伝説の薬草を探す公的プロジェクトをスタートさせたとフランスのAFP通信が報じた。古代の叙事詩「ラーマーヤナ」に記されている伝説の薬草を探すための総額は、実に2億5000万ルピー(約4億円)にも上る。まさに、日本でもよく知られる“徐福伝説”の現代版ともいえる壮大な計画といえよう。

「ラーマーヤナ」には、猿神ハヌマーンがヒマラヤ山脈で“サンジーバニー・ブーティ”という薬草を採り、戦で傷を負って死に瀕した弟のラクシュマンを救ったという伝説が描かれている。ウッタラーカンド州政府はこの伝承をもとに、医学的見地から生命回復の効果がある薬草を探索するという。


■伝説が実話だった事例多数!

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トロイ遺跡の眺望 画像は「Wikipedia」より引用

 伝説というものは、実はバカにできない。1873年には、ドイツ人実業家のシュリーマンが、当時はおとぎ話だと思われていた古代ギリシアのホメロスの叙事詩「イーリアス」を信じ、トロイ遺跡を掘り当てている。近年では、2009年に中国・河南省で、史書や古代の墓誌の記述を手掛かりに三国志の英雄・曹操の墓が発見されるなど、伝説が実証された例は枚挙に暇がない。そして洋の東西を問わず、数多くの神話・伝説に描かれているのが不老不死を探求した先人たちの物語だ。

 不老不死伝説として最もよく知られているのは、前述した徐福の逸話だろう。中国の歴史書「史記」によると、徐福は秦の始皇帝に命じられ、東方の海の彼方にある蓬莱・方丈・瀛州(えいしゅう)という3つの仙山に住む仙人から不老長寿の薬を買い求めるために、莫大な財宝を積んで出航し、そのまま消息を絶ったという。また、日本の「古事記」にも第11代・垂仁天皇が多遅麻毛理(たぢまもり)という者に命じて、“時じくの香(かく)”という不死の木の実を探させた伝承があるほか、中世ヨーロッパでは錬金術師たちが、金を錬成し、人間を不老不死にするという“賢者の石”の研究に明け暮れていたことはよく知られている。

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