>  > 歴史を激変させた「バタフライ効果」5事例

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 人生とは実に不思議なもので、時として一見すると無意味に感じられる物事が、後に歴史さえ狂わせることもある。とりわけ、些細な変化によってその後の状態が大きく異なってしまうという「バタフライ効果」と呼ばれる現象は、戦争を引き起こしたり一国の主導者を変えるなど、過去の歴史において最も重要な出来事をもたらしてきた。今回は、そのバタフライ効果が関わる“世界を変えた出来事”を5つ、厳選して紹介しよう。


■未開封の手紙が引き起こしたベトナム戦争

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画像は、「Wikipedia」より

 時は1919年、第28代アメリカ大統領のウッドロウ・ウィルソンは、フランスのベルサイユ宮殿で開かれた「パリ講和会議」に出席し、とある社会主義者の若者から手紙を受け取った。手紙の送り主は、後に“ベトナム建国の父”として知られることになるホー・チ・ミン。若き日のホーは、アメリカ独立宣言に触発され、当時フランス占領下に置かれていたベトナムが独立するための手助けを大統領に懇願する内容を綴っていた。しかし結局、ウッドロウが手紙を開封することはなく、アメリカに失望したホーはソビエト連邦へと渡りマルクス主義を修学。その後、1945年に「ベトナム八月革命」を成功させて社会主義政権を樹立、ベトナム民主共和国の大統領となった。そして1965年、ついに米国とのベトナム戦争へと突入していったのだ。1通の手紙が、まさか後に戦争を引き起こすことになろうとは、当時誰の頭にも思い浮かばなかったことだろう。

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画像は、「Alchetron」より

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