>  > テレビ界の聖域“CM”にも自主規制が浸透中?

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吉沢ひかる

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※イメージ画像:『COMMERCIAL PHOTO 2017年4月号』

 テレビ番組の自主規制が進み、以前であれば問題なく放送できていた内容も現在は放送できないことが増えている。だがそんなテレビ番組とは裏腹にテレビCMは自主規制も少なく、自由な作風で作ることができているという。民放テレビ局にとってスポンサーは神様であり、CMは聖域だからだ。

 そのため、法律上の問題などは事前に実際のCM動画でチェックするものの、できるだけスポンサーの意向を汲んでそのまま放送するなど、番組とは異なる扱いがあるという。しかし、近年はそんな聖域にも自主規制の声が上がっていると聞いた。

「少し前から、CM内容に関して視聴者の苦情が入ることが増えてきて、スポンサーによってはCMの放送を打ち切ることもあります。しかし、ここにきてCMの組み合わせに関してクレームが入るようになっており、局でも戸惑っているんです」(放送局関係者)

 CMの組み合わせとは、どういうことか。

「たとえば消費者金融のCMと債務整理を行う法律事務所や司法書士法人のCMが同じ番組内で流れたことがあります。そのような場合、お金を貸す側と借金を整理する側が共存するわけですが、こうした組み合わせで放送すると『利害が相反しているCMを同じ番組内で流すな』というクレームが来るんです」(同)

 そんなクレームが来るとは驚きだが、そのほかの組み合わせでもあるという。

「あとはアルコール飲料のCMと自動車CMの組み合わせですね。飲酒運転を誘発するなどと苦情がきます。何も同時に利用してほしいとはいっていないわけですが、わかってもらえないんです」(同)

 こんな苦情を受け付けなくてはならないとはテレビ局も大変だが、テレビ局にとってスポンサーはやはり神様だという。

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