>  > ノルウェー最凶タブー未解決事件「イスダルの女」

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『ミレニアム』、『ブリッジ』、『キリング』と、北欧にはミステリーがよく似合う。英語圏にはない独特の空気感に、惹きつけられるファンも後を絶たないようだ。そんなブームの中、ノルウェーで起きたドラマ顔負けのコールドケースが再び動き出すことになった、47年の時空を超えて――。


■まったく手がかりがつかめない「イスダルの女」

 1970年11月29日、ノルウェーの古都、ベルゲンを見おろす「イスダル渓谷」で、ハイキング中の親子が遊歩道から外れた岩陰に、全裸の女性変死体を発見した。奇妙なことに、指の指紋はすべて削り取られ、焼きつぶされていた。後に「イスダルの女」と呼ばれ、ノルウェーを震撼させた最凶ミステリーの幕開けだった。

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イシュダルの谷 画像は「Wikipedia」より

 事件発生から2日後、ベルゲン市内の駅でスーツケース2つが発見された。死体現場の割れたグラスから、かろうじて採取された指紋とスーツケースのそれが一致したため、彼女のものと断定。だが、中からは驚きの代物が次々と出てきたのだ。9通の偽名パスポート、ラベルがすべて切り取られた服、日付と医師名が切り取られた処方箋、複数のウィッグ、多額のドイツマルク、そして暗号化された日記などだ。

 また、目撃証言から彼女は30代で、数カ国語を操る美女であることがわかった。市内のホテルを泊まり歩き、“バルコニーのある部屋”に固執して、何度も部屋を変えたそうだ。宿帳にはセールスウーマンと記載し、ホテル代は現金で支払い、常にタクシーで移動していたという。

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