>  > 生まれて14年、犬のケージに監禁されていた少年

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 5月11日、イスラエル中部ハデラ市の職員は、建物に立ち込めている悪臭について隣人からの苦情を受けた。アパートに到着した市職員たちはドアをノックしたが応答はなく、そのひどい臭いから死体があると踏んで警察を呼んだというのだが……。


■警察官が檻に監禁されている少年を発見、保護

 アパートに到着した警察官が窓から侵入したところ、突然住人に襲われたが、直ちにその住人を取り押さえ、その後、檻に監禁されている少年を発見したのだ。

 その少年は50代と60代の夫婦の息子であることがわかり、健康診断のためにヒレル・ヤフェ医療センターに連れて行かれ、両親は逮捕された。

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少年が閉じ込められていたアパートメントの外に造られた檻 「Times of Israel」の記事より

 アパートの外には、古くねじれた物干しをシーツや防水シートで覆って作った手製の檻があった。その少年は普段、アパートの一室に監禁され、時に檻に閉じ込められており、1カ月に1~2回、夜にだけ近くの中庭に解放されていたらしい。

 両親はロシア出身と思われ、ハデラには2009年に移り住んできたが、役所に子どもがいることを届け出ていなかった。そのため、この少年はどの学校にも入ったことはなく、存在を福祉課にも知られていなかった。

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男の子が両親に閉じ込められていたアパートの外観 「Metro」の記事より

 イスラエルのニュースサイトである「Ynet」によると、アパートのほとんどの住人は、彼らに子どもがいることさえ知らなかったと話す。この少年は少なくともイスラエルの言語であるヘブライ語を話すことはおろか、どんな言葉であれ、会話が成立するかどうかも明らかではないという。

 通報した隣人はラジオ局のインタビューにこう語った。「私は男の子を偶然にも窓から見かけたのですが、その子の目と姿が『助けて』と訴えているように思えました。その子は、まさにホラー映画に出てくるゾンビそのものでした」。

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