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死体安置所

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高田胤臣

※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。

――タイ在住歴15年以上のライターが、現場から最新驚愕ニュースを届ける!

 タイの首都バンコクは東京都同じように検死官(監察医)が死亡事故現場で検分を行い、司法解剖や行政解剖の指示が出される。そんなタイのある病院にある死体安置所を覗いた。死体を安置する冷蔵庫には身元不明者が安置されていた。


■身元不明や解剖待ちの死体は冷蔵庫に並んでいた

 タイ人は基本的には墓を持たない。中華系やクリスチャンの場合は墓があるが、一般的なタイ人は1週間ほどの長い葬儀のあと火葬され、遺骨は寺院に安置される。法的には死亡が事件性とは関係ないなどの証明を病院や警察からもらい、荼毘に付される。

 そして、場合によっては行政解剖を行い、死因を特定する証明書を受け取らなくてはならない。その際、そういった解剖ができる大きな病院へ遺体を搬送し、解剖を行う。中にはほかの病院で死亡した人も運び込まれることもある。取材中、赤ん坊の死体が救急隊員によって搬送されてきた。突然死とのことだったが、念のため、死因を特定するのだという。

 バンコクにある、ある大きな病院の死体安置所では多数の死体を保存しておけるよう、死体用の冷蔵庫が設置されている。ハリウッドのサスペンス映画などでときどき登場するモルグ(死体安置所)にある1体1体保管できる、四角い扉がいくつも並んでいる冷蔵庫だ。

 その病院の死体のほとんどは解剖が終わればすぐさま遺族に引き渡される。しかし、中には身元不明の死体もいくつかあるようだった。

 ただ、近年はタイ国内では身元不明者というのはほとんど現れない。というのは、日本でいうマイナンバーのように、タイ人にはひとりひとり国民番号が与えられている。そして14歳以上はIDカードを取得し、常時携帯していることが義務づけられている。IDカード内のデータには戸籍や顔写真、指紋がすべて記載されているのだそうだ。カード不携帯であっても14歳以上のタイ国籍者であれば指紋で身元を知ることができる。10数年前までは台帳に情報が保管されていたが、最近はすべてデジタル化、オンライン化されているので、警察署の端末でたちどころに身元や遺族が判明するのだ。

 それにもかかわらず、今でもごくわずかに身元不明者が現れ、病院でしばらくの間、保管されるようだ。最終的には慈善団体に引き取られ、無縁仏の墓に眠ることになる。取材時も行き倒れた身元不明者の死体があり、救急隊員が指紋を採取しているところだった。暑いタイでは死体の腐敗進度が早いが、さすがに冷蔵庫に保管されている死体はまるで先ほど亡くなったような状態に見えた。
(文=高田胤臣)

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コメント

1:匿名2017年6月29日 07:50 | 返信

いいシステムだね。

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