>  > ひき逃げで放置された女性が再び…

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日刊サイゾー

路上に倒れた女性の傍らを、多くの人がただ通り過ぎる

【日刊サイゾーより】

 2011年10月、中国広東省佛山市で車にはねられた2歳の女児がそのまま路上に放置され、再びトラックにはねられて死亡するという事件が起きた。この間、路上に倒れ、苦しそうな声を漏らしてすすり泣く女児に対し、手を差し伸べることもなく通り過ぎていった者は18人に上り、社会の道徳崩壊に懸念が広がった。

 それから6年がたとうとしているが、人々の意識はまったく変わっていないようだ。6月7日、中国版Twitter「微博」に、ある動画が投稿された。

 そこには、赤信号の横断歩道を渡ろうとする白い服を着た女性が映っている。しかし、彼女は右から来る車列が途切れるのを横断歩道の途中で待っている間に、左から来た1台のタクシーにはね飛ばされてしまう。

 その後、信号が青に変わると、10人以上が車道の真ん中にあおむけに倒れた彼女の傍らを通過して横断歩道を渡っていった。彼女に手を差し伸べようとする者は、一人としていなかった。自動車も、彼女を避けて走行するものの、彼女を助けようとした者は皆無だった。

 そんな中、それまで微動だにしなかった彼女が、上半身を起こすような仕草を見せた。幸い、意識はあるようだが、立ち上がることはできない様子だ。

 しかしその直後、1台のSUVが、横たわる彼女の体の上を乗り越えていったのだった。最初の事故から62秒後に起きた2度目の事故だった。その衝撃でうつぶせ状態となった彼女が、もはや動くことはなかった。

 2回目の事故の直前には彼女の意識があっただけに、誰か一人でも彼女に手を差し伸べていたらと思わずにはいられない。

 この動画は投稿から3日で3,000万回を超える再生回数を記録しているが、残されたコメントを見ると「信号を無視したのが悪い」と女性の自己責任を問う声や、「彼女の体を動かして、その後死亡したら、何らかの責任を問われかねない」と、見て見ぬふりをした通行人を擁護するような声も少なくない。

 彼女を死なせてしまったのは、中国にはびこる自己中心主義や相互不信ということなのだろうか……。

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