>  >  > 【実録】水虫を“23年間”放置した結果がヤバい

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 数カ月前から臀部(尻)がかゆくて仕方ないという謎の症状に襲われ始めた筆者。しかし多忙のために放置していたところ、そのかゆみがどんどんエスカレート。やがて我慢できなくなり皮膚科医へと直行したところ、想定外の宣告を下されてしまった。なんと、かゆみの原因は足の爪水虫が他の部位へと次第に感染を広げた結果だったのだ。しかも、これを放置すると性器をはじめ身体中が菌に感染し、さらに恐ろしい事態が待ち受けているという。水虫とはいえ若い女性も決して他人事ではなく、マニキュアやハイヒール、さらに性行為も感染の元になるのだ。今回は、筆者の実体験に基づき、水虫菌の恐ろしさについて紹介したい。

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足白癬の顕微鏡画像 画像は「Wikipedia」より引用

■お尻のデキモノを削ってみたら……!

 前述のように筆者の場合、約23年前から足の爪にできた水虫を自覚していた。当時の筆者はインドネシア・ジャワ島に派遣されてソフトウエア開発などの仕事を1年半ほど続けていたが、高温多湿の気候もあって水虫に侵されたのだろう。しかし、それほど激しいかゆみでもないため、爪の中が茶色く変色したり盛り上がって変形するなどしても長年気にしてこなかった経緯がある。

 ところが、異変は半年ほど前に起きた。なんと足のかゆみが、膝の裏→太もも→お尻へと次第に上ってきて、それも我慢できないほど強烈なものに変化したのだ。しかも、かくと同時に痛みも生じる。日々つらい状況に悩まされながらも、多忙のために医師の診断を受ける暇がなく、それを放置してしまった。

 だが、ついに我慢の限界が訪れた。ある日、猛烈なかゆみに襲われた筆者は、ついに初めて皮膚科に駆け込んだ。すると医師は、筆者のお尻のデキモノを削り、顕微鏡で調べ、「白癬(はくせん)菌」という水虫の原因菌である真菌(カビ)の一種がいることを突き止めた。ちなみに、この菌が足爪に感染したものを「爪水虫」あるいは「爪白癬」と呼ぶ。


■若い女性は水虫の危険でいっぱい!

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皮膚科を受診してから1週間以上が経過し、外用薬によって多少良くなってきた時に撮影。 写真提供:百瀬直也

 最新調査によると、日本人の5人に1人が足に水虫を患い、10人に1人が爪水虫にかかっているという。患者のうち、60歳以上が40%を占めるが、3人に1人は女性といわれる。若い女性の場合、ブーツやパンプスなど、足が非常に蒸れやすい靴を履く機会が多いことも発症の一因となる。これらの靴は、実は白癬菌の恰好の棲家なのだ。また、女性特有のストッキングも保湿性を保つことが災いして、白癬菌が大好きな環境となり得る。さらに、マニキュアやペディキュアもジメジメした状態が続きやすいため、爪水虫発症の要因となる可能性があるという。

 このように、「水虫なんて、足を不潔にしているオジサンがなるものでしょ?」と思っている女性がいたら、それは認識不足。むしろ、女性の方が気をつけなければならない点が多いことがわかるだろう。

 ここまでは爪水虫について紹介してきた。しかし実は、もっと恐ろしいのはこれから紹介する事態なのだ。筆者のように水虫の元となる白癬菌が、他の身体部位に感染するとどうなるかを知れば、ほとんどの読者はすぐに水虫を治療したいと思うようになるはずだ。

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