>  > 「猛毒ヒアリ」中国で爆発的に繁殖

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日刊サイゾー

散歩中に大群に襲われる事件も! 日本上陸「猛毒ヒアリ」……中国で爆発的に繁殖していたの画像1
猛毒を持つヒアリ。激痛で歩行困難になるケースが多いという

【日刊サイゾーより】

 強い毒を持つ針で刺されると、アナフィラキシーで死に至ることもある「ヒアリ(火蟻)」が神戸港で発見され、同市は目視で確認できた約100匹を駆除したと発表した。ヒアリは中国の南部・広東省南沙港から運ばれてきたコンテナの中にいたことが判明し、神戸市と環境省は、今後、南沙港からのコンテナの検査を強化するという。

 ヒアリは南米原産で、国際自然保護連合が選定する「世界の侵略的外来種ワースト100」にも入っている。アメリカでは年間100人以上がヒアリに刺されて死亡しており、近年、南米・北米と中国の貿易が活発になるにつれ、中国、台湾、東南アジア、オーストラリアなどに移入。特に中国では多数が定着・繁殖し、目撃情報や被害も多い。

 毒針で何度も刺すという凶暴な攻撃性を持ち、ショック死する例が世界中で報告されているが、中国でも最近、ヒアリによる被害は後を絶たない。広東省東莞市では、5月に入ってヒアリによる被害が増えているという。「東莞時報」(5月23日付)によると、農村で休暇を楽しんでいた男子児童が畑で野菜を摘んでいたとき、ヒアリにふくらはぎを刺されたという。当日は部分的に赤く腫れ、さほど痛みを感じなかったが、翌日に激痛に見舞われて水疱ができ、だんだん歩くのも困難になっていったという。医者に見せ、ようやく症状が改善したが、10日たっても腫れは引かなかったという。

散歩中に大群に襲われる事件も! 日本上陸「猛毒ヒアリ」……中国で爆発的に繁殖していたの画像2
ヒアリに刺されたあとにできる水疱。傷口から二次被害の可能性もあるという

 この農村では、気温が高くなってくる5月以降、農作業中に農民がヒアリに刺されることも少なくないという。激しい痛みと水疱が数日間続き、投薬と注射を経て約1週間で治るというが、地元ではよく知られた事例とのこと。

 一方、4月には同じ広東省の中山市で、公園をランニング中だった男性がヒアリの大群に襲われるという恐ろしい事件も起きている。この男性は短パンで草むらの中を走っていた際、蟻の巣を踏んでしまい、ヒアリが集団で“攻撃”してきたという。数日間、激痛と水疱に悩まされ、病院で治療後、ようやく症状が回復した(「中山日報」4月12日付)。ほかにも、広東省の複数エリアでヒアリの大量発生・被害が今年に入って多数報告されており、同省の住人はヒアリ被害に悩まされている。

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今年、中国では至る所でヒアリの駆除作業が行われているという

「ヒアリ被害がこっちで報じられるようになったのは、昨夏頃からですね。デカい公園の芝生なんかに巣があり、何回か見たこともありますよ。市販の虫除けなどもあまり効かないみたいで、都市部では子どもを公園で遊ばせる親は少なくなりました。中国では現在、7つの省でヒアリが確認されていますが、すべて南方エリアです。広東省は世界の工場といわれ、大規模な貿易港をいくつも抱えているので、今後も日本のみならず世界中に拡散するでしょう」(広州市在住の日本人駐在員)

 中国での死亡例はまだ確認されていないようだが、04年に台湾で老婦人がヒアリに刺されて死亡する事件も起きている。特に乳幼児や高齢者の死亡率は高いとのことだが、日本での定着・繁殖も時間の問題かもしれない。
(取材・文=棟方笙子)

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コメント

1:歴史熟知者2017年7月16日 20:28 | 返信

過去、中国がどれだけ陰湿なことをしてきたか分かっている人なら分かるでしょう。大昔や日中戦争時の歴史だけに留まらず、最近の尖閣諸島を巡る問題を見ても、どれだけ陰湿なことをする国か分かるでしょう。軍事的,経済的な嫌がらせだけではないよ。医学や生物的な分野でも嫌がらせをするよ。今の日本の政治家や官僚はどれだけこの危険性を認識しているのかね。

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