>  >  > 兵士の死体が続々… モスル奪還作戦の今

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画像は、The U.S. Army / iraq (from Flickr, CC BY 2.0)

 昨年10月、イラクのハイダル・アバディ首相が、過激派組織「イスラム国」(以下、IS)による実効支配が続く同国北部の都市モスルの奪還作戦を開始すると宣言、以来8カ月以上にわたる長期戦が繰り広げられている。奪還作戦の開始時には、イラク軍やクルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガから構成される3万人規模の部隊が送り込まれ、米軍も兵士600人を追加派遣するなど、大規模な作戦を展開してきた。

 イラク軍によるISの掃討作戦が進む中、ISは市民を“人間の盾”として使うという卑劣な方法による抵抗を続け、作戦は当初の予定よりも大幅に遅れていた。しかし、イラク軍は今年1月にモスル東部の完全制圧に成功。5月には同市西部の約9割をISから奪還するなど、攻勢を強めている。そんな中、ついに今月18日にはイラク軍がISの“最後の砦”であるモスル旧市街への突入作戦を開始。奪還作戦は大詰めを迎えようとしている。

 いまだに10万人もの民間人が取り残される旧市街地域で、イラク軍とISによる激しい戦闘が繰り広げられる中、海外動画共有サイト「LiveLeak」には実際の戦闘風景を収めた映像が公開された。そこには、瓦礫が散らばる建物内部を窺う兵士の姿とともに、戦闘の凄まじさを物語る下半身が吹き飛んだ丸焦げ死体が――。

 ISが“首都”と称するシリア北部の都市ラッカでも、今月6日から米軍を中心とした有志連合軍による奪還作戦が開始された。ラッカの解放はISにとって大きな打撃となるため、作戦の成功に期待が寄せられている。

 主要都市の奪還作戦によりISが徐々に追い詰められる戦況の中、モスル奪還作戦も残すところ旧市街地のみ。イラク軍の優勢が続けば、2014年6月から続くISによるモスル支配の終焉も近いだろう。
(文=北原大悟)

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