>  >  > 【実録】タイ料理で放射性物質を排出した男が語る(前編)

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イメージ画像:「Thinkstock」より

 今年1月、筆者が家族(タイ人の妻、5歳の息子、3歳の娘)を連れて放射線内部被ばく検査を受けたことは、3回にわたる連載記事でお伝えした。その際、北海道から沖縄まで「日本人のほとんどが内部被ばくしている!」という衝撃的事実を知らされた。ところが、筆者ら家族の測定値は、平均以下の非常に低い線量であることがわかり、さらにタイ人の妻だけは“ND”(Not Detected、未検出)つまり線量が下限値を下回り、測定不能という結果が出た。このように良い意味で予想外の結果となった原因について考えてみたが、どうも我が家の食卓に頻繁に登場するタイ料理とトロピカルフルーツが主な要因ではないかという結論に到った。その理由は後述するが、今回は内部被ばくや抗がん作用など健康効果が高い10のタイ食材を厳選して紹介したい。


■内部被ばく検査の結果が低線量だった本当の理由は?

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検査を受ける筆者の妻 写真提供:百瀬直也

 検査を受けた我孫子内部被ばくセンターでは、われわれ家族4人が平均以下の低線量となった理由について、妻はよく汗をかくこと、家族は雑穀米を食べていることが一因ではないかと指摘された。ミネラル成分が豊富な雑穀米により、放射線デトックス効果が働いたのではないかという。加えて、たしかにデトックスには発汗が非常に効果的ともいわれている。

 だが、後になって考えてみると、雑穀米はたまにしか食卓に登場しないし、また妻が汗かきといっても、あまり汗だくになっている姿を見たことはない。そのため、低線量である理由は他にあるのではないかと思い、いろいろと考えをめぐらせてみた。すると、最近になって筆者の体質に明らかな変化が起きていることに思い及んだのである。

 その変化とはズバリ、加齢臭だ。妻と結婚してから6年が経ち、以前はハッキリと自覚していた加齢臭が、いつの間にか消えていたのだ。筆者は現在61歳で、結婚当時も55歳であったことを考えれば、相当な加齢臭を漂わせていても何ら不思議はない。自分の体臭はなかなか自覚できないものだが、衣服に染み付いたニオイでわかる。そう、以前は下着から漂う自分の体臭がかなりキツかったのだが、いつの間にか、そのニオイが減っていたのだ。

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筆者の妻の検査結果 写真提供:百瀬直也

 そこで、加齢臭の改善に効果が期待できる要因を調べてみると、「抗酸化作用」が重要なキーワードであることがわかった。抗酸化作用が高い食品を多く摂取すると、加齢臭が低減するというのだ。筆者の加齢臭が抑えられたのは、やはり結婚後の食生活の変化が大きく影響しているのではないか。タイ人の妻はタイ料理に長けており、我が家では平均して2~3食に1回はタイ料理が食卓に並ぶ。しかも、そのタイ料理に用いられる食材の栄養成分を調べてみたところ、なんと抗酸化物質を豊富に含むものが非常に多いのだ。

 また、内部被ばくに関する本を読んでいても頻繁に登場するキーワードが、やはり「抗酸化作用」だった。放射線が体内に取り込まれると、DNA及び細胞膜のタンパク質や脂質を酸化して傷つけ、それがガンの要因になることもあるが、抗酸化物質は文字通りそれを妨げる働きをする。そのため、食品から抗酸化物質が十分に摂取されていれば、内部被ばくの影響を抑えることができるのだ。

 ここまでくれば、もう答えはほぼ見えているではないか。筆者の体臭を抑え、一家の放射線内部被ばくを低減したのは、やはり我が家の食卓に頻繁に登場するタイ料理やトロピカルフルーツとしか考えられない。なお抗酸化物質は、ほかにもメタボリックシンドロームや認知症の予防、アンチエイジングと美容などの効果も期待されるという。以下に、タイ料理でよく使われ、抗酸化物質を多く含んでいる食品10選を抽出し、便宜上の順位を付けて詳しく解説する。

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