>  > 精子ぶっかけ、緑の大便… 刑務所イジメの実態

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画像は「NPO法人 監獄人権センター(CPR)」より引用

 7月13日、法務省は2人の死刑を執行したと発表した。今回執行されたのは大阪拘置所の西川正勝死刑囚(61)、広島拘置所の住田紘一死刑囚(34)。このうち、1991年に飲食店経営者の女性4人を相次いで殺害した西川死刑囚が再審請求中であったことが世間の注目を集めている。ちなみに、再審請求中の執行は99年12月以来となり、一部では批判の声も上がっているようだ。

 昨年11月以来8カ月ぶりとなる死刑執行を受け、筆者は刑務所の内情や処遇について調査しているNPO法人「監獄センター(CPR)」の塩田祐子氏に取材した。同センター(CPR)には、全国の刑事施設に収監されている受刑者たちから年間1,300通にものぼる手紙が届けられるという。また、拘禁制度や刑罰制度に関する独自の政策提言も行っている。

前編: “ムショ出産”が悲惨すぎる! 再審請求中に死刑が執行された本当の理由も判明!


■刑務所の食事、そして壮絶ないじめ

――ところで、一般的に“不味い”といわれている刑務所の食事ですが、その実態はいかがでしょうか? 受刑者には充分な栄養が行き届いていますか?

塩田  1日に必要な摂取カロリーは計算されています。ご飯とおかず、汁物、それに果物が出ることもあります。でも、不味いとか味が薄いとか、体が大きい男性受刑者の場合は量が少ない、といった声は聞きます。それから、寒い冬でも汁物が冷えたまま出たり――。工場や農作業のような重労働を行う受刑者は、激ヤセするケースもあります。ただ、刑務所によって食事の質と内容はかなり異なります。ちなみに、札幌刑務所は“美味しい”という話ですね(笑)。

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イメージ画像:「Thinkstock」より

――刑務所をテーマにした映画やドラマでは、刑務所内での囚人同士のいじめや暴力、刑務官による虐待行為などが頻繁に描かれますね。実際のところはどうなのですか?

塩田  残念ながら、いじめはあります。新入りに対して最初は優しく接していても、ある日突然「お客様は今日で終わりだ」と怒鳴られて殴られるケースや、リーダー格の受刑者の自慰行為した精液を、ターゲットの受刑者が強制的に飲まされたというケースもあります。特に有名人はターゲットになりやすく、タレント・後藤真希さんの弟、後藤祐樹さんも出所後に壮絶な経験を暴露しています。とりわけ少年刑務所では、暴力を伴ういじめや虐待が横行しているようです。これらは刑務所で受刑者の「娯楽」と化しているのです。

――「日刊SPA!」によると、ほかにも罰ゲームで水を10リットル以上飲ませたり、石鹸を食べさせて緑色の大便が出るようになり、それを集団で大笑いするケースもあるようです。有名人以外にも、元警察官、性犯罪者、子殺し、自ら服役するホームレスなども刑務所内でのヒエラルキーの下層にいて、いじめのターゲットになりやすいと……。受刑者に八つ当たりする刑務官もいるようですね。

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