>  > 「連れて行かれた赤ん坊」闇病院に勤務していた元ナースが激白

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闇病院

Hippocrates_rubens.jpg
ヒポクラテス/Wikipedia

人の病気を治し、命を救うのが病院だ。逆に医者はさじ加減ひとつで命を操ることができるだけに、傲岸不遜な人格の持ち主は“神”になれてしまう。そこで、古代ギリシャ時代から現代に至るまで、医者は医神アポロンやすべての神に対し「ヒポクラテスの誓い」を誓約している。その誓いとは「私は能力と判断の限り患者に利益すると思う養生法をとり、悪くて有害と知る方法を決してとらない」「頼まれても死に導くような薬を与えない。それを覚らせることもしない。同様に婦人を流産に導く道具を与えない」など。しかし、ヒポクラテスの誓いを忘れてしまった医者もいる。東京都にあるX病院にかつて勤務していた元ナースが、数々の悪徳医者の行状を激白した。表向きはけっして闇病院ではなく、誰もが訪れる普通の病院だ。その第3弾――。これまでのまとめはコチラ

元ナースの激白「その日は出産予定が2件入っていました。一組は、スタイリスト風の30代女性とデザイナーのいかにも都会的な夫婦。なかなか子宝に恵まれずやっとできた子どもだったということです。妊娠中毒症になっていたこともあり、少し早めに帝王切開で産むことになっていました。こちらの夫婦のどもは午前中に出産、五体満足でとても元気な男の子を出産しました。

 もう一組は、わざわざ福井県から、お姑さんとお嫁さんで来院してきていました。私はデザイナー夫婦の出産に立ち会っていたので、こちらは伝聞です。田舎の病院では詳しく検査ができなかったのか、田舎での体裁を考えて都会に来たのか…、ほぼ臨月で来院してきたといいます。エコー検査をすると、手足がない先天性四肢欠損症との診断。この病気でも元気いっぱいに生きている方もたくさんいますが、そのお姑さんは「そんな子を田舎に連れて帰ったら恥だから、始末してほしい」と。こちらはほぼ正午過ぎに出産したそうです。生まれた赤ちゃんは女の子。やはり手足がなく、お姑さんの希望を汲んで、出産後に放置し、そのまま亡くなったということです。

 一方私は、デザイナー夫婦の出産後他の雑務をしていました。休憩を取るため休憩室へと移動している時、チラッと見えたベビーベッドに白い布がかけられていたのを確認し、「あの福井の赤ちゃんかな…」と思いながら移動しました。

 休憩室へ到着すると、他の看護師から緊急電話が。「帝王切開の赤ちゃんがステった!」と。「ステる」は看護師用語で死ぬということです。医学用語は基本的にドイツ語でして、ステルベン=死ぬということです。

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