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 1985年に創設され2002年に米戦略軍に整理・統合された米宇宙軍に勤務していたクロービス氏は、監察官として宇宙空間での衛星通信、諜報、ミサイル警戒、紛争地域の気象システムなどのモニター活動を担当していた。いわばUFO現象に最も近いところにいたとも言えるのだが、宇宙軍の公式の記録にはUFOに関わる情報などはないということである。一度はUFO目撃談を語ったものの、クロービス氏はそのキャリアから見ればむしろUFOの“隠蔽側”である可能性も高い。

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サム・クロービス氏 「Mysterious Universe」の記事より

 そして現在、クロービス氏が農務省のチーフサイエンティストに任命されている最大の理由は、クロービス氏が気候変動の否定論者だからであるという。ご存じの通り、トランプ政権になってからアメリカは気候変動対策の国際的枠組みである「パリ協定」から離脱している。

 したがってクロービス氏がNASAや各種研究機関と密接な協力関係を築くとは考え難く、時折報告されるUFO現象の調査やこれまでのUFO情報の開示に興味を抱くとは考えにくい。それよりもまずは予算削減に取り組むことに手一杯であろうということだ。なんとも残念な(!?)な見通しとなったが、いつの日かクロービス氏の気が変わってパイロット時代に目撃したUFOの詳細を語る日が来ることに一縷の望みを託したい。
(文=仲田しんじ)


参考:「Mysterious Universe」、ほか

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