>  >  > 認知症や喫煙者の遺伝子が自然淘汰されている!

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イメージ画像:「Thinkstock」より

――科学分野だけではなく、オカルト・不思議分野にも造詣が深い理学博士X氏が、世の中の仰天最新生物ニュースに答えるシリーズ

 人間のみならず、全ての生物は進化の途上にある。とはいえ、わずか一、ニ世代の間に起こる変化は実感しにくい。ところが今回、人間の遺伝子にはその証拠がしっかりと現れているという研究結果が発表された。とある病気や生活習慣に関連する遺伝子上に、ほんの数世代の間に起きた自然選択の証拠が見つかったのだ。未来の進化した人間は、一体どのような存在になるのだろうか? 英「Daily Mail」などが報じている。


■アルツハイマー病やヘビースモーカーは消える!?

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画像は「Daily Mail」より引用

 米・コロンビア大学などが参加した共同研究チームは、アメリカとイギリスに暮らす21万人のゲノムを分析する大規模な調査を行った。データには親子関係、親族の死亡年齢や健康診断のデータなども含まれており、長寿と関連する遺伝子変異が探索された。

 論文によると、アルツハイマー病に関連するAPOE遺伝子の変異は、70歳以上の女性にはほとんど見られなかった。また、重度の喫煙癖をもつ中高年に見られるCHRNA3遺伝子の変異は、それが存在しないほど長生きする可能性が高いことがわかったという。さらに興味深いことに、これらの遺伝子は自然選択によって消えつつあるという。つまり、やがてはアルツハイマー病やヘビースモーカーになりやすい遺伝子変異を持つ人は、地球上からいなくなる可能性があるのだ。論文は今月5日付のオンラインジャーナル「PLOS Biology」に掲載された。

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