>  >  > 漢方薬の副作用~神話と誤解と大ウソ

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【健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESSより】

「漢方の大噓」の大ウソ! 漢方薬の副作用で誤解?「副作用がない」と誰が言った!?の画像1
漢方薬にも副作用がある(http://jp.depositphotos.com)

 最近ではドラッグストアにもさまざまな種類の漢方薬が並ぶようになり、手軽に買えるようになった。商品名が「ナイシトール」「コッコアポ」「チクナイン」といったカタカナの医薬品も、主な成分は漢方薬だ。漢方薬の認知度が上がり、使用者も増えているはずだろう。

 だが、その一方で、「漢方薬には副作用がない」「効き目が穏やか」「体質を改善する」といった誤解が流布している。

 誰がこのようなことを言い始めたのだろうか? 漢方の専門家に取材する機会がたびたびあったが、誰一人、こうしたことを口にはしなかった。体質に合えば鋭い効き目を発揮する。
 
 体質に合わなければ効かないどころか、副作用が現れることがある……。ほとんどの専門家がこう話していた。

メディアが誤解を流布してきた

 最近「漢方の大噓」というような刺激的なタイトルで、漢方薬の副作用を大々的に取り上げる雑誌があった。その中吊り広告を見て、「漢方薬に副作用があるなんて、だまされた気分だ」と思った人がいたら、ぜひお伝えしたい。

 大噓の責任は、「漢方薬そのもの」ではなく、「誤解を振りまいてきたメディア」だと――。

 また、「漢方薬を使用して体調は改善しているのに、今回の記事で副作用が心配になった」と思った人がいたら、それは非常に喜ばしいことだと考える。漢方薬に限らず、西洋医学の合成医薬品やサプリメント、健康食品などすべてにおいて、副作用には十分注意したほうがいいからだ。

漢方薬の副作用の知識すらない医師もいる

 今回は「漢方薬には副作用がない」という安全神話が生まれた背景と、漢方薬の主な副作用について紹介していきたい

 私たちは一般的に「自然の恵みから生まれた」「長い歴史を持つ」治療法を、安全だと信じやすい。ましてや、その治療法を西洋医学の医師も使っていたら、「西洋医学的な裏打ちもあるのだろう」と思い込んでしまう。

 よく考えてみると、自然は人間にとって大きな脅威だ。想定できない大きな被害をもたらすのは自然災害だ。また、野菜などを栽培している人は経験があると思うが、同じ畑からとれたレタスでも味が大きく異なることがある。

 つまり「自然の恵み」はいつも一定ではない。長い歴史の中で、気候は変動するし、地形は変化する。大気は汚染され、農薬が散布されることもある。環境だけでなく、人間の体も栄養状態などで変化するわけだから、治療法も古い歴史にあぐらをかいてはいけない。

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