奇習! 隣村の恋人とSEXできるのは葬式の時だけ ― 若い男女を引き裂く“鉄の掟”とは?
【日本奇習紀行シリーズ】 信州
画像は「Thinkstock」より引用
毎年七夕の日が近づくと、織姫と彦星のロマンチックな話がテレビのニュース番組などでも紹介されるが、実際に当事者たちがロマンチックであるかどうかは別にして、世の中には織姫と彦星以上に、「近くて遠い」カップルもいる。
「なにせ1年に1度交わることができれば良いほうだからね。それこそ傍目に見りゃ、何が楽しくてそうしてるのかすら、理解できないよ」
かつて自身が生まれ育った地域に存在していた“鉄の掟”と、それによって人生を翻弄され続けた若いカップルたちの話についてそう語りはじめたのは、信州のとある寒村に住む山内良蔵さん(仮名・80)。山内さんの話によると、彼が長年暮らしていたその村では、隣り合う村との“冷戦”とも言うべき険悪な関係が古くから存在し、そうした背景ゆえに、両村の出身者同士でカップルとなることは絶対に許されなかったという。
「もともとは、本当にささいなことがきっかけで対立するようになったというんだけども、正直なところあまり古い話なもんで、誰も詳しいことは知らなくてね。けれども、とにかく隣村の人間とは、口すら聞いちゃいけないっていう関係でさ。でも、男と女ってのは不思議なもんで、そういう状況でもどういうわけか結ばれちまう場合がある。けど、村の掟があるもんだから、どんなに恋い慕い合う仲でも表立って一緒にいることはできなかったのよ」
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