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日刊サイゾー

減量手術失敗のインドからUAEの病院へ転院も……「世界一おデブな女性」が死亡の画像1
妹のシャイマーさんがFacebookで公開した、インドで手術後のエル・アティさんの様子

【日刊サイゾーより】

 エジプト出身の「世界で最も体重が重い女性」がインドで減量手術を受けたものの危篤状態に陥っていることは、本サイトでも紹介した(参照記事)が、ついに彼女の訃報を伝えることになってしまった。
 
 アブド・エル・アティさん(享年37)は、幼少期から異常なスピードで体重が増え、11歳の時に体重が激増して立ち上がれなくなり、脳梗塞を発症。寝たきり生活になったことでさらに体重は増え続け、ついには500 kgに達した。外出もできなくなった彼女は治療を望んだが、エジプト国内の医療機関は彼女の体重に耐えられるベッドや医療設備がないとして、受け入れを拒否。そんな中、インドの肥満外科、ムファザル・ラクダワラ医師が治療を引き受け、彼女は母国を離れ、ムンバイ市内の病院に入院していた。

 ラクダワラ医師は今年3月、彼女の胃の一部を切除する減量手術を実施。メディアに対して「250 kgの減量に成功した」などと成功をアピールしていたが、彼女の妹は「手術を受けて以来、姉は動くことも話すこともできなくなった」「病院はメディアに取り上げられるためのショーやプロパガンダにばかり執心し、彼女のことをケアしていない」と、医師や病院を批判していた。

減量手術失敗のインドからUAEの病院へ転院も……「世界一おデブな女性」が死亡の画像2
今年7月、アブダビの病院でスタッフに囲まれて笑顔を浮かべるエル・アティさん

 その後、アラブ首長国連邦アブダビにある病院に転院。20人の医師からなる特命チームのもと、四肢の機能を回復させるための理学療法を受けていた。7月にはベッドの上で上半身を起こし、笑顔を浮かべるなど、元気そうな姿を見せていた。しかし9月25日の午前4時半過ぎ(現地時刻)、彼女は旅立ってしまった。病院は、彼女の死因を肥満によって引き起こされた心臓病と腎不全などの合併症によるものとしている。

 ベッドから出ることもままならなかったものの、自分の人生を取り戻そうと死の寸前まで世界を股にかけた彼女。冥福を祈りたい。

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