>  > “共感システム”を発動させる心のヨガ

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 仕事・プライベート…どこにおいてもその根幹を握っているのではないかと考えられるほどの大きな悩みの種:人間関係、そして“コミュニケーション”。どうすればもっとうまくいく…?マントラヨガ・哲学・アーユルヴェーダ・サンスクリット語・最新の心理学・脳科学・瞑想や音の効果などを織り交ぜて心と体の可能性を追求し、「アヒムサ・コミュニケーション」を提唱するダケアヤナさんにインタビューした。

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画像は、ダケアヤナ氏

――そもそも、「アヒムサ・コミュニケーション」とは何でしょうか?

ダケアヤナ(以下、ダケ) すべての人の行いはその人の何らかのニーズを満たそうとする試みである――。これはNCV(ノン・バイオレント・コミュニケーション)の創始者、マーシャル・B・ローゼンバーグという心理学博士の言葉です。彼はアメリカ・デトロイトという治安の悪い環境に生まれ、暴力的な出来事を目の当たりにしながら育ち、やがて心理学博士となりました。そして、世界中のうまく行っているコミュニケーションを研究し続けた結果、人と人が本当につながりを持って対話できる仕組み「共感」という力学を見つけ出し、体系化することに成功しました。私たち人類に本来備わっている「創造的な能力」の再起動とも言える、とても意味深い功績は、社会変革の先端を担っています。残念ながら私は、亡くなってしまったマーシャルに会うことができませんでしたが、お弟子さんたちから学びながら、このNVCにヨガ哲学、脳科学を組み合わせてお伝えしているのが、アヒムサ・コミュニケーションです。アヒムサとは、ガンジーが実践したことで有名なヨガ哲学の言葉で「非暴力」という意味です。

――ダケさんはヨガインストラクターでもあり、“オーム”と唱えるマントラを使った瞑想やアーユルヴェーダも教えられているとか。

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ダケ はい。皆さんが認識している身体のヨガ(ヨガアーサナ)は、実はヨガの一部にすぎないんですね。そもそもヨガとはマントラを用いる瞑想のことだと言われています。そしてアーユルヴェーダもまた4500年のインダス文明の流れを汲んでいる“生命の科学”です。シロダーラという“おでこに油を垂らす”あのことだけではありません。食、行動、心理学、医学、マッサージ……など、いくつかのジャンルに分かれていますが、私のところでは心理学に特化して教えています。

――ダケさんは、いろいろな分野を統合されて、悩める人たちをヒーリングしている感じでしょうか?

ダケ ヒーリング+コーチングであり、本来ある能力を取り戻して、使えるようにするトレーニングをしていますよ。アーユルヴェーダ心理学を知ると自分や相手を理解するモノサシになり、マントラで音を使って自分の感覚や思考を120%良い状態に導き、アヒムサコミュニケーションを学ぶことで自分や相手への共感の仕方・コミュニケーションの仕方が、解るようになります。この3本柱が重なり合うスイートスポットが、人生を変えるスーパーメソッド。私の学校「THE HEART OF SOUND」のカリキュラムです。世界で最も信頼のあるヨガライセンス機構『ヨガアライアンス』から、前例のない「心のヨガに特化した認定校」として認可を受けています。免許センターが初めて、心の運転免許証を発行してくれたようなイメージです。

――心は、無事故で運転したいものです(笑)。

ダケ アヒムサ・コミュニケーションでは、まず基礎NVCとして、コミュニケーションの要素を、ニーズ(必要・価値)、フィーリング(感情・感覚)、オブザベーション(観察)、リクエスト(要求)を軸に学びます。

 例えばNVCを学ぶ手順は、「え、なんで」「ひどい」……そういった日常生活で感じる気持ちの奥底にある感情を、深く味わう練習から始めます。人は、自分が心の底でどう感じているか、ほとんど自覚していません。自分も他人も気づいていない=本当の気持ちとのつながりを取り戻す練習をします。1つ目と2つ目の要素である、ニーズとフィーリングの関係とは、ニーズが満たされたらフィーリングはプラス、満たされなければマイナスです。感情が私たちのことを「何を求めているのか?=ニーズ」へと導いてくれますよ。宗教・年齢・性別・人種などに左右されず、ニーズはすべての人が普遍的に持っているものです。また、フィーリングは自分のニーズからやってくるもので、他者から引き起こされるものではありません。だから、自分の感情に責任を持ち、そして、相手の感情の責任から解放されることがすごく重要です。相手が怒っていてもそれはあなたのせいではないし、あの人が喜んでいるのはあなたのおかげではないのです。自分に寄り添う練習ができるまで、相手の感情は考えなくていいといっても過言ではありません。

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