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――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

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※イメージ画像:『魔の獣人地帯マジアヌーダ』

『魔の獣人部落 マジアヌーダ』
1976年・イタリア
監督/アンジェロ・カスティグオーニ、アルフレッド・カスティグオーニ、グイド・グェラッシオ

 1976年の春、ライオンが人を食い殺すシーンで世間に衝撃を与えた『グレート・ハンティング 地上最後の残酷』。当時高校に進学したばかりの私のクラスでは、「観た?」が挨拶代わりになるほど超話題になっていた(捏造映像だったけど)。この作品と同じ年、「けだもの以下の人類がここにいた!」というキャッチコピーで公開された『魔の獣人部落 マジアヌーダ』を覚えている者は少ない。

 現在ならコピーもタイトルも完全にアウトだが、1960年代から1970年代にかけて「モンド映画」と呼ばれる見世物感覚のドキュメンタリー映画が大流行していた。秘境の奇習・因習、狩猟、ゲテモノ食い、先住民の性生活……。それは発展途上国を中心にロケをした、先進国側の上から目線によるエログロ映像集だった。

 その元祖が、1961年にヤコペッティ監督の名を世界に轟かせたイタリア映画『世界残酷物語』(日本公開1962年)だ。愛犬家から寵愛され墓まで作ってもらえるペット犬がいる一方、首に縄をかけられ引きずられていく食用の野犬もいるという冒頭シーン。原題の『MONDO CANE』(犬の世界)をパクった『MONDO(世界)~』という便乗作品が多く作られ、こうしたジャンルは「モンド映画」と呼ばれるようになったのだ。ちなみに『魔の獣人部落 マジアヌーダ』の米国公開題も『MONDO MAGIC』(魔術の世界)だった。

 だがモンド映画は『NHKスペシャル』とは違う。演出やヤラセが加えられ、時には捏造も厭わない。また「文明に毒された我々は、自然と共に生きる彼らを見習うべきだ」なんていう、取って付けたようなナレーションもモンド映画のお約束だ。

 監督は1960年代から1980年代にかけてアフリカ中心にロケを敢行したカスティグリオーニ兄弟とグイド・グェラッシオ。配給した富士映画は、先述したデンジャラスなキャッチコピーに「撮影中にスタッフ2名が熱病で死亡!」(事実は不明)を加え、『グレート・ハンティング』超えを狙った。

 まず、ナイル川流域に住む全裸族のムンダリ族が紹介される。地べたに座り性器をいじっている男たちは、牛が小便を始めると急いでその股間に頭を差し出し、「ジャ~」と勢いのついた放尿で頭を洗う。赤ん坊の頭をゴシゴシしてあげる母親や、飲んでいる者もいる。また、男が牛の肛門に肘まで入れ、こんもりと大量の糞を取り出し、それを餅のようにコネている。燃やして乾燥させ、病気治療の薬にするのだ。

 肛門を指でほじくってキレイにしてあげている男。または牛の多産を願う男が「ズブッ」とメス牛の股間に顔面を埋め、巨大な膣に「フーフー」と息を吹き込む。彼らは牛を食わずに、愛情を込めて共存しているのだ。

 狩猟はワイルドだ。獲物を追い、喉が渇けば地面の泥水もすすって飲む彼らの主力武器は槍。水牛、キリン、アフリカゾウを仕留め、その場で解体する。その近くでは呪術師の死体が転がっていて(死後まもない顔とかリアル)、ハゲタカに突かれている。ムンダリ族の慣習では、呪術師が死ぬと埋葬せず草原に放置するのだ。

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