>  >  > 最凶のSM連続殺人鬼“BTK”、縛り拷問→殺してオナニー

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 アメリカで起きた劇場型犯の中でも、BTK事件はかなり特異な経緯をたどった事件である。BTK――Bind(縛り)、Torture(拷問し)、Kill(殺す)――と名乗る連続殺人犯は、極めて残酷な方法で少なくとも10人を殺した挙句、怯える近隣住民や警察をあざ笑うかのような犯行声明を送り続けた。劇場型犯罪の動機の一つは犯人の強い自己顕示欲だとされるが、BTKことデニス・レイダーの犯行はその典型といえる。何しろ、30年もの間未解決だった事件は、時を経て再び送りつけられた犯人からの手紙によって解決したのである。

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逮捕直後のデニス・レイダー。画像は「Murderpedia」より引用

■BTKの誕生

 デニス・レイダーは1945年3月9日に米カンザス州ピッツバーグで四人兄弟の長男として生まれた。一家は同州最大の都市ウィチタに移住し、レイダーもこの街で育つこととなる。幼少期から小動物を殺して楽しんでいたが、周囲からは普通の子供だと思われていたようだ。

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空軍時代のレイダー。画像は「Murderpedia」より引用

 1960年代中頃、大学を中退したレイダーは空軍に入隊する。除隊後はウィチタに戻り、1971年に妻ポーラと結婚した。1974年には警備会社に入社しており、レイダーは公私ともに順風満帆な生活を送っていた。だが、その裏では仕事を利用して犠牲者となる人物を見繕い、ウィチタ周辺で凶悪な事件を繰り返していたのである。

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