>  >  > 奇形児の残酷すぎる品評会、胎児たちの衝撃的姿

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画像は、jason wilson 9 month old fetus/from Flickr CC BY 2.0

 奇形児を出産する、または中絶することは、母親にとっては極めてショックな出来事である。しかしその一方、医師や研究者にとって奇形児は貴重な資料となる。標本化しておくことで、医学の進歩に寄与するのだ。実際、東京大学医学部の標本室には、単眼症やシャム双生児などの奇形児がホルマリン漬けになって保存されている。海外の過激動画サイト「the YNC.com」に公開された動画は、こうした医療現場の様子を収めたものなのだろうか?

 まず目に飛び込んでくるのは、赤いトレイに置かれた2体の胎児だ。手前の胎児は、大脳が欠損している無脳症。その後ろの胎児は、体が妙な形にねじ曲がっている。医師の1人が無脳症の胎児を手に持って説明するシーンに続き、別の2体が登場する。手前の奇形児は、やはり無脳症だ。しかし気になるのは、その後ろの皮膚が緑色で体全体がペシャンコになった胎児。まるで押し潰されたカエルの死骸のようだ。医師たちは、胎児の足を触って皮膚や骨格の状態を確認したり、スマホで写真を撮ったりしている。

 緑色でペシャンコの胎児には、いったい何が起きたのだろうか? まず、皮膚の色に関しては、遺伝子の異常に起因する可能性がある。以前トカナで紹介した「青い肌の一族」ことファゲイト一族は、「シトクロム-b5 メトヘモグロビン還元酵素」という酵素が遺伝子に欠けているため、血液がチョコレート色になり、それが原因で肌が青くなったといわれている。緑色の胎児も、ファゲイト一族に代々受け継がれてきた遺伝子のような、とても珍しい症状を抱えていたのかもしれない。

 そして全身がペシャンコなのは、筋ジストロフィーや先天性ミオパチーなど、筋肉の緊張度が低下する遺伝子疾患が原因と考えられる。筋肉が軟らかく、ぐにゃぐにゃする赤子は「フロッピーインファント」と呼ばれるが、この胎児がもし生き長らえていたら、まさにその典型となった可能性がありそうだ。

 日本における奇形児の出産頻度について、日本産婦人科医会先天異常モニタリングセンターが実施した外表奇形等統計調査によると、2012年度が2.34%、2013年度が2.38%、2014年度が2.47%と増加傾向で推移している。一般的に、ヒトでは3~5%の頻度で奇形児が誕生するといわれており、国によっては日本よりはるかに頻度が高いこともある。

 奇形の原因は実にさまざまだ。遺伝子の異常に加えて、ウイルス感染や糖尿病、放射線被ばく、ダイオキシン、サリドマイドなどの外的影響も判明している。その原因特定の精度を高める上で、奇形児の標本を使った研究には重要な意義がある。研究成果に基づき、妊婦を取りまく環境が改善されれば奇形を予防できるからだ。悲しい死産を減らすことこそが、この世に生を受けられなかった胎児たちに対する一番の弔いになるのではないだろうか。


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コメント

1:匿名2017年11月23日 01:16 | 返信

タイトルの付け方に悪意があり過ぎてドン引きした。
最低だよtocana

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