>  >  > 「イスラム国」少年兵による両腕切断と斬首

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画像は、「Crazy Shit!」より

 イスラム教過激派組織「イスラム国」(IS)は、先月までにシリアとイラクの主要拠点を失って、両国から駆逐された。そんな中、先月24日、エジプト北東部シナイ半島で武装グループがモスクを襲撃。300人以上が死亡したこの無差別テロは、犯行声明は出ていないものの、ISの関与が指摘されている。今回のテロでターゲットとなったのは、ISと同じスンニ派のスーフィー主義。ISは、キリスト教やイスラム教シーア派だけでなく、敵対するならばスンニ派であっても攻撃する、という姿勢を示したのだ。ISの中で急進的な勢力が台頭してきたと考えられる一方で、活動拠点を失ったISが苦し紛れに暴走しているとも解釈できる。いずれにしても、ISは追い詰められている。

 今や虫の息のISだが、一方でプロパガンダ動画は邪悪さを増している。最新の動画では、アメリカのスパイとされる1人の男性が「囚人」として処刑される。オレンジ色の服に身を包む彼は、両腕を鎖で2本の木につながれた状態で立たされている。彼の後ろに控えるのは、迷彩服を着た覆面の少年2人。10代後半と思われるこの2人は、手に持った大剣をそれぞれ勢いよく振り下ろした。両腕をぶった切られた「囚人」の首を、今度は別の覆面少年がハンティングナイフで切り落そうとする。目を見開いて泡を吹く「囚人」――。最後に、彼の生首は、10代前半と思われる小さな少年に踏みにじられる。迷彩服と覆面を着用した少年は、ISの旗を掲げて演説するのだった。

 年端のいかない子どもたちを洗脳し、テロリストに仕立て上げ、動画の中で殺人を実行させる。こうした演出は、ISのプロパガンダ戦略における常套手段である。今回の動画に登場する少年たちは、空爆によって両親を失った孤児だという。ISは、彼らの悲惨な過去を利用することで、残虐な行為を正当化すると同時に、世界へメッセージを発信しているのだ。哀れな少年たちに共感する同志は我々に協力しろ、と――。

 子どもの姿を前面に出した処刑動画が世界中に波紋を広げる一方で、ISのプロパガンダ戦略を打ち砕こうとする動きも加速している。先月28日、フェイスブック社は、ISやアルカイダのようなテロ組織のコンテンツが拡散しないように努めると発表。AIを利用することで、ユーザーからの報告前にテロ関連の投稿を99%検出し、こうした投稿が公開されても、1時間以内にその83%を削除できるという。

 また、先月末、ハッカー集団「ダーイシュグラム」がIS系の通信アプリやニュースサイトを攻撃。ISが発信したニュース投稿にポルノ映像を組み込んだり、IS系ニュースメディア「アマック」の偽サイトでフェイクニュースを流したりしている。偽の情報をネット上に流すことで、ISの権威を失墜させ、IS支持者の離反を招くのが目的だという。

 現実世界での“領土”だけでなく、ネット世界での“領土”も失いつつあるIS――。人間の尊厳を蹂躙し、子どもをもテロに利用してきた彼らは、その報いを受けて確実に破滅へと向かっている。

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