>  >  > バイク事故で“剥きかけのリンゴ”になった男

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画像は、「Crazy Shit!」より

 年末が近づく12月、日本では例年この時期、交通事故による死亡者が最多となる。警察庁の分析によると、薄暮(日没前後1時間)に起きた死亡事故について、10~12月の発生件数は日の長い5~7月の2.6倍。昔の人々は薄暮を「逢魔時(魔物に逢う時刻)」といって恐れていたが、現代でも、文明の利器に姿を変えた“魔”が人間をあの世へ連れ去っていくのだ。そんな交通事故に巻き込まれ、幸いにして命を取り留めたとしても、多くの場合は悲惨なことに……。これを如実に物語る恐怖映像が、海外の過激動画サイト「Crazy Shit!」で公開された。

 バイクが横倒しになっている事故現場――。カメラが映し出すのは、真っ赤な手、そして真っ赤な顔の運転手だ。しかしよく見ると、さらに恐ろしい事実に気づくことになる。なんとこの男性、髪の生え際から目の上あたりまで、顔面の皮がペロリと剥けているのだ。警官が負傷部分を手当てしようとするが、男性が頭を下げると皮がめくれて、血に染まった頭蓋骨が露出する。動画タイトルに「リンゴのような」とあるが、男性の頭はまさに皮を剥きかけのリンゴではないか。

 交通事故で、死に次いで恐ろしいのが、この男性のように顔面を負傷することだろう。日本の裁判や事故処理では、顔面に傷跡が残ることを「外貌醜状」と定義し、厚生労働省が定める障害等級表に基づいて損害賠償額などが算出される。かつて女性の外貌醜状は男性の場合よりも重く見られていたが、平成23年2月1日以降は、男女ともに同じ基準が適用されるようになった。

 外貌醜状については、近年、医学の進歩により治療も可能となりつつある。今年8月11日、声優の岡寛恵さん(47)がTBS系「爆報! THE フライデー」に出演し、29年前の交通事故について語った。1980年に11歳で芸能界デビューを果たした後、順調にキャリアを積んでいた岡さんだったが1988年、稽古からの帰路に交通事故に遭って顔面が“崩壊”し、19歳の若さで芸能界を引退。21歳からの5年間で5回もの形成外科手術を受け、傷跡がほとんど目立たなくなるまでに回復した。術後しばらくの間は「フランケンシュタインみたいな顔だった」という彼女だが、今や当時を彷彿とさせるものは何もない美しい顔である。

 岡さんが受けた形成外科手術のさらに先を行くのが、顔面移植手術だ。この手術はその名の通り、生きている人間の顔に死者の顔の一部、もしくは全部を移植するもの。2005年に世界初の顔面移植手術を受けた女性、イザベル・ディノワールさんが死亡した、というニュースが昨年話題となった。今年11月には、米・ミネソタ州で、顔面移植手術を受けた男性アンディー・サンドネスさんがドナーの妻子と感動的な“再会”を果たした。彼は人生が好転したことを喜び、「活動の幅を広げて、これまでできなかったことに取り組んでいきます」と前向きな姿勢を示している。

 外貌醜状を克服して、新たな人生へと踏み出していった岡さんやアンディーさんのような人々もいる。しかし、こうした人々はまだまだ少数だ。何よりも、負傷した顔面を修復するまでには、多大なる時間と費用がかかる。だからこそ、外貌醜状をもたらす交通事故に遭わないことが大切である。年末年始は羽目を外し過ぎないように注意してほしい。
(文=みみずく)

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