>  >  > 12ゲージのショットガンで頭を撃たれると…

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画像は、「the YNC.com」より

 今月6日、ブラジル・リオ市北部のアララ地区でロジェリオ・ダ・シウヴァ(通称「ロジェリオ157」)が逮捕された。ロジェリオは、スラム街のロッシーニャを支配していた麻薬密売組織アミーゴ・ドス・アミーゴス(ADA)の首領で、今年9月17日に始まったADAの内部抗争の仕掛け人とされる。抗争が激化するに伴って、犯罪者と警察との銃撃戦が頻繁に発生。リオ市内の市立校が長期休校になるなど、住民の生活に悪影響を及ぼした。このように、常に危険と隣り合わせの銃社会における現実を、海外の過激サイト「the YNC.com」に投稿された写真から考えてみたい。

 凄惨な現場は、一見すると、スイカ割りが終わった後の光景だ。棒で叩き割られたスイカが、赤い実と果汁を砂浜にぶちまけている――。しかし、写真に写っているのは、そんな夏の風物詩ではない。リアルな死なのだ。2人の男性がうつぶせに倒れている。彼らは、12ゲージのショットガンで至近距離から頭部を撃たれたという。1人は、頭頂部を粉砕され、脳を地面にぶちまけている。もう1人は、後頭部に大きな裂け目があり、そこから内部がのぞいている。

 兄弟である彼らの遺体は、今年11月25日、ブラジル東北部リオグランデ・ド・ノルテ州で発見された。警察は、黒い覆面の集団が彼らを自宅から拉致していったという目撃情報を得ている。

 銃を使った事件が多発するブラジル――。2016年、オリンピック会場となったリオデジャネイロでは、デオドロ地区にある馬術会場で銃弾が報道用テントを貫通。警察が麻薬組織を摘発した際の流れ弾だった。また、警官による射殺も問題となっている。今年10月、検問を無視して走行した車に警官が発砲。車内のスペイン人観光客が死亡した。警官が違法に犯罪者を殺害しているという調査もあり、警察の制服を着用している人間だからといって信用できないのが現状のようだ。

 ブラジルに住む人々は銃に脅えている。サンパウロ市では、今年1~9月の期間中、玩具の銃を使った犯罪が201件発生した。その内訳は、窃盗55件、自動車強盗22件、傷害18件、その他106件。銃の恐怖が蔓延する社会では、本物の銃だけでなく玩具の銃ですら犯罪の道具となる。こうした恐怖を取り除くには、政府がリーダーシップを発揮して銃を規制するしかない。しかし、ブラジルにその動きはなく、銃がもたらす暴力の連鎖はいつまでも終わらないのだ。
(文=みみずく)

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