>  > 中国“違法ドッグレース”の闇

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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 公営ギャンブルが存在せず、もちろん賭博行為も禁止さている中国で、ひそかに流行しているのが“違法ドッグレース”だ。

 農村部で行われているドッグレースは、まずウサギを走らせ、それを犬に追わせることでレースを成立させるというもの。しかしその違法レースにおける、犬たちへの虐待行為が問題化している。

「人民網」(12月4日付)によると、河北省の農村で撮影された動画が先日、ネットで公開された。

 そこには、男が白い犬の後ろ脚を持ち、地面に叩きつけている、凄惨な様子が映し出されていた。犬は間もなく動かなくなり、絶命したものとみられる。地元メディアによると、犬を叩き殺したこの男は、もともとドッグレースにハマっていたギャンブル中毒者で、大金をはたいて犬主になったという。ところが、参加させたレースで男の犬が負け、賞金を逃したことに激怒した男は「お前を殺して食ってやる!」と罵声を浴びせながら、犬を地面に叩きつけたのだ。

 ネットユーザーからの通報をきっかけに、現在、警察当局は、動物虐待の容疑でこの男の身元を調べているという。


犬に捕まったウサギも、やはり殺される運命にある

違法のはずのドッグレースだが、多くの観客でにぎわう
 11月11日には、山東省カ沢市内の農村で、ドッグレースを主催した男や賭けに参加していた80人以上の地元住民が現行犯逮捕されている。現場からは20羽以上のウサギと、9匹の犬が保護されている(大衆網)。

 犬食文化が残る中国のこと、負ければ食べられるかもしれないという緊張感の中で走らされる犬たちも、たまったものじゃないだろう……。
(文=青山大樹)

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