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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 近年、スマートフォンやドローンなどのハイテク分野で、中国企業の高い技術力に注目が集まる一方、安全性が欠如した粗悪な製品による事故が相次いでいる。

「南方網」(12月17日付)によると16日、江西省萍郷市で爆発事故が発生し、13歳の少年が重傷を負って病院に緊急搬送された。

 少年は意識不明の状態で左手の親指が吹き飛ばされており、左腕、腹部、眼球にも深刻な傷を負っていた。少年の家族が証言した内容によると、少年が地元の商店で15元(約250円)で購入した格安MP3プレイヤーを自宅で使用していたところ、突然爆発。爆発音を聞いた家族がすぐに駆け付けると、そこにはまるで手榴弾の被害にあったように全身が血だらけになった少年が倒れていたという。

 事故当時、プレイヤーは充電器につながれておらず、使用中に爆発したようだ。ちなみに爆発したプレイヤーは、生産会社・生産工場・生産許可証番号の記載がない、いわゆる「三無製品」だったといい、今回の事故の責任の所在について、当局の捜査が続けられている。

 11月には、南京市内の広場で風船が爆発する事故も発生している。「新浪新聞」によると、広場で販売されていたLED電飾付きの風船を4つ購入した男性が、それらを手に持って歩いていたところ、突然爆発。付近にいた子どもを含む4名が重軽傷を負った。男性が吸っていたタバコの火が風船内部のガスに引火したことが事故の原因と見られる。さらに爆風でLED電飾の部品や電池の破片が散弾のように飛び散り、周囲にいた人々に突き刺さったのだった。


中国の広場ではLED風船が子どもに大人気だという(北京青年報)
 当局によると、風船は5元(約90円)で販売されており、風船に入っていた気体は引火・爆発に危険性が高い水素が使用されていたという。ちなみに日本で売られている風船は、爆発の危険性がない不活性ヘリウムが使用されている。

 欧州委員会は2017年3月、中国製のこうした風船は水素が使用されていることや製品からむき出し状態となっている電池などが子どもにケガを負わす可能性があるとして、欧州市場からの排除命令を下している。

 日本を抜き去ったともいわれる中国のハイテク産業だが、安全性においてはまだまだ発展途上のようだ。
(文=青山大樹)

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