【悲報】なぜあなたの脳は「新年の目標」を諦めてしまうのか!? 学者が2つの真相と対策を暴露!
毎年、お正月に新年の抱負や今年の目標を立てる人は多いのではないだろうか。だが、それを達成できず失敗したという人もまた多いことだろう。なぜ、私たちは失敗を繰り返すのか? どうしたら目標を達成できるのか?
画像は「Thinkstock」より引用
■失敗の歴史は古代ローマ時代から!
サイエンスメディア「Popular Science」の記事(12月30日付)によると、年の初めに目標を立てる習わしの起源は、古代ローマ時代まで遡れるという。大昔から世界中で、大勢の人々が年初の目標を立てては失敗してきたのである。私たちが同じ過ちを繰り返してしまう背景に、どんな事実があるのだろうか。
失敗の理由の一つは、私たちがしばしば前年に失敗したことや達成できなかったことを新年の目標にしてしまうことにある。カナダ・カールトン大学の心理学者ティム・ピチル(Tim Pychyl)氏は人々が「失敗し続けるために新年の目標にしている」と断じる。さらには、「ダイエットする、運動するなどの目標を立てるだけで満足している」のだと手厳しい。
そしてピチル氏は「目標は立てるが、何もしないことを人間は好むのだ」と自説を展開。人は何かを決めるとき、将来の自分に何をもたらすか、それをどう感じるか予測している。これを心理学では感情予測という。我々が目標を立てるとき、それを達成した喜びを予測して気持ちよくなれるが、いざそれを行動に移すのは必ずしも気持ちの良いものではない。例えば、毎日ランニングすると目標を立てるのは楽しいが、実際にぬくぬくしたこたつを出て凍えるような屋外に出るのはつらい。そして、また明日から……と問題を先送りにする。この先送りも目標達成を失敗する理由の一つだとピチル氏は指摘する。
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論文を書く習慣を身に着ける方法もきっとある筈