>  > 5才児でも喫煙が奨励されるポルトガルの村

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

5才児でも喫煙が奨励されるポルトガルの村が超話題! 母親「すぐ煙を吐き出してるから問題ない」、ルーツ不詳の異教の儀式かの画像4
画像は「Daily Mail」より引用

 ヴァーレ・デ・サルゲイロの祭りについて研究書を出版しているホセ・リベイリーニャ氏も、この喫煙の伝統のルーツは正確には分からないというが、おそらく自然や生命の再生を祝福するためのものだったのではないかと分析している。また、同村が位置する地域はキリスト教以前の異教徒の時代の伝統を多く残しているといわれており、ローマ帝国時代から、冬至の頃になると村人らは支配者らの目を盗んで異教の習慣を自由に行っていたそうだ。また、ヴァーレ・デ・サルゲイロが首都リスボンから450kmも離れた「忘れられた場所」にあることも、このような伝統が生き残った原因であるという。

 古典ギリシア語で気息を意味する「プネウマ」は、他に聖霊や霊魂といった意味もある。北米インディアンの間では、タバコは占いや魔除けといった宗教的儀式に使われていたといわれており、これを持ち帰ったヨーロッパ人が古代ギリシア以来の思想とタバコの魔術的力をミックスしたことで、公現祭の伝統として残ったのかもしれない。

5才児でも喫煙が奨励されるポルトガルの村が超話題! 母親「すぐ煙を吐き出してるから問題ない」、ルーツ不詳の異教の儀式かの画像5
「王」に選ばれた村人「Daily Mail」より引用

 とはいえ、世界各地からは、いくら伝統でも子どもたちに喫煙させるなぞ言語道断との非難が噴出している。ローマ支配下では、隠れて行っていたために生き延びた伝統が、こうして世界中に知られたことでいずれ幕を閉じるかもしれない。やはり異教の儀式は隠れて行わなければならないようだ。
(編集部)

参考:「New Scientist」、ほか

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。