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【日本奇習紀行シリーズ】 東北地方

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画像は「Thinkstock」より引用

 一般に「元服の儀式」と聞くと、それこそ大河ドラマや時代劇などで見かけるような、あの厳かな雰囲気の儀式を思い浮かべる人も少なくないと思うが、この広い日本を隈なく調べていくと、そうした由緒正しき古の儀式とは一線を画す、なんとも珍妙なものも少なからず存在しているようだ。


「まあ、通過儀礼って言ってしまえば、そうかもわかりませんよね。なにせ、私らにとっちゃ、七五三みたいなもんでしたからね」


 かつて自身が経験したというなんとも奇妙な“元服の儀式”についてそう語るのは、東北地方のとある海沿いの地域で生まれ育ったという、長沢昭義さん(仮名・80)。長沢さんの話によると、今を遡ること約70年前の1940年代中頃までは、当地の少年たちは実におかしな行為を「儀式」として強要されていたのだという。


「なんて言ったらいいのかなぁ、昔は元服の儀式があったでしょう? 要はああいう意味合いのことなんですけれどもね、男の子はね、12歳になると、お祝いをするんですよ。けども、そのお祝いがね、これまた変な話で、花嫁衣裳を着せられて、結婚式の真似事みたいなことをさせられるっていう(苦笑)。もちろん、着物だけじゃなくて、白粉に紅をさしてね」

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