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【日本奇習紀行シリーズ】 西日本

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イメージ画像:「Thinkstock」より

 いわゆる“夜這い”の習慣は、我が国でも古くから存在しているが、そうした風習のひとつが、かつて西日本の沿岸地域に存在していたとされる、“赤い布”を使った儀式だ。


「まあ、よその人からすりゃあピンと来ないだろうけどね、このあたりの人間にとっちゃ、どの家を夜這っていいのかっていうことは一目瞭然だったんだよ」


 そう語るのは、当地の出身で、老後、大阪に住む長男宅に身を寄せるまでは、子どもの頃から数十年に渡ってその村で暮らしていたという吉沢衛さん(仮名・80)。吉沢さんの話によると、当地ではかなり古い時代から“夜這い”が公然と行われていたというが、そうした中でも、彼ら村人たちには、まずは絶対に守らなくてはならないルールが存在したのだという。


「まず、後家ね。戦争だったり、病気や事故なんかで夫を亡くした奥さんがいる家っていうのは、夜這っちゃいけないことになってたよ。あと、そういうことをやっていいのは、新月と満月の夜だけで、それ以外の日にやっちゃうと、村八分どころか寄って集って袋叩きにされちまう。まずこれが基本だね」


 こうしたルールを守った上ならば、基本的に誰でも参加することができたという、当地の“夜這い”。しかし、こうした土地柄であっても、やはりその参加を拒む家もある。そこで彼らは、“夜這いOK”のサインを決め、当日はそれを目印にする形で、各家を訪れていたのだそうだ。

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1:匿名2018年2月12日 23:32 | 返信

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