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イメージ画像:「Thinkstock」より

「あのね、大丈夫な家はね、軒先にさ、赤い布をね、結んでおくっていう決まりになってたのよ。だからそれを目印に夜這うわけだけどもさ、なかにはとんだマヌケもいるもので、その気はないのに、そのうちの爺さんの“赤ふん”なんかを干してたりすることもあってさ(苦笑)。本当に紛らわしい話でね、私なんかも一度、そういうので間違えて夜這っちゃって、えらい目に遭わされちまったことがあるわ。もっとも、結局はその家の嫁さんも、村でべっぴんだと評判だったその娘も、まんまと味見させてもらったけどね」


 こうした“勘違い”が元で引き起こされた吉沢さんのようなケースが意外と多かったせいか、いつしか村全体が険悪な雰囲気となり、気づけば姿を消してしまったというこの“赤い布”を目印に使った“夜這い”の習慣。吉沢さんの話によれば、その最盛期は同地域を中心に、かなり広い範囲で行われていた習慣であるというだけに、もしかすると、今なお、この広い日本のどこかでは、ひっそりと続けられているのかもしれない。
(取材・文=戸叶和男)


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コメント

1:匿名2018年2月12日 23:32 | 返信

生涯未婚率抑制のヒントになるかも?

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