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■現代の錬金術

 重金属を含む土壌の中では、有害な金イオンや銅イオンなどが容易にC.metalliduranの細胞の中に入り込んでしまう。通常の微生物であればその毒性で死んでしまうのだが、C.metalliduranはそれを排出する仕組みを持っている。その一つは銅イオンを細胞外に排出するCupAである。だが、金が存在するとこのポンプの機能が阻害される。そこで使われるのがCopAという酵素である。

 CopAは細胞内にある銅や金の化合物を吸収されにくい形に変換する能力を持っている。CupAの働きも邪魔されず、細胞内の余分な銅が排出される。そして同時に、金は細胞の外で数ナノメートルの小さくて無害な塊となる。論文は今年1月2日付で学術誌「Metallomics」に掲載された。

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矢印が金塊。画像は「Science Alert」より引用

 この微生物を使えば、微量な金しか含まないような鉱石から金を精製することも可能になると考えられている。また、海水からも金の採取が可能になるかもしれない。とはいえ、現在はまだ夢物語に過ぎない。現代の錬金術が実現する日を楽しみにしたい。

(編集部)

参考:「Science Alert」「Martin-Luther-University Halle-Wittenberg」「Metallomics」ほか

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コメント

2:トランプ大統領2018年2月 9日 01:28 | 返信

以前に金は最高のうんこの色であると書き込みしたからか?
平昌オリンピックも開幕するのであれか?この時を待っていたと?
しかも、貴様らが作った宗教で金を採掘しなければならないので錬金術ってことか?
ところで金なんかなんに使うのだ?他の物質ではダメなのか?ウンコに近くないとダメなのか?
別に地球でなくてもあるだろう。もっと外側の惑星とか?
人間は故郷の火星に金を採掘しに行けばいい。

1:匿名2018年2月 8日 20:02 | 返信

金の卵を生むニワトリも実現するのか?

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