>  >  > 心臓をショットガンで撃たれても生きている男

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画像は、「DoD News 150420-F-QP401-033/from Flickr CC BY 2.0」より

 インド中南部の都市ハイデラバードで今月、末期心不全状態の男性患者(56)を救うため、彼の心臓と右肺との間に脳死者(17歳)の心臓が移植された。英紙「The Daily Mail」によると、移植された心臓は小さ過ぎて単独では十分な機能を果たさないため、元の心臓と一緒に患者の命を支えることになったという。かくして、2つの心臓を持つ男が誕生した。2つめの心臓を移植する手術は「異所性心移植」または「ピギーバック法」として知られているが、全世界で150件程度しか実績がない。患者の心臓が将来どうなるか予測しにくいため、今後の慎重な経過観察は必須となる。

 このように、医療現場では日々、心臓にまつわる驚くべき手術が行われている。そんな手術の準備シーンを、海外の動画サイト「LiveLeak」からも紹介したい。

 画面に映し出されるのは、ショットガンで撃たれた男性の左胸だ。皮膚が裂け、胸筋が大きく抉れているにもかかわらず、この男性は生きている。彼が呼吸をするたび、裂けた左胸が動き、傷口の奥で心臓と思しきものが脈打つ様子が伺える。心臓周辺の損傷であるだけに、この後かなり大がかりな手術が行われるのだろう。

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画像は、「Image from page 21 of "Philosophy of health : natural principles of health and cure, or health and cure with drugs : also, the moral bearings of erroneous appetites" (1854)/from Flickr CC BY 2.0」より

 心臓を構成する心筋細胞は、一度機能が失われると回復が難しいといわれている。しかし現在は、医療技術の進歩によって心臓も再生医療の対象となりつつある。中でも注目を集めているのが、心不全治療用の再生医療製品「ハートシート」だ。ハートシートは、患者本人の大腿部から細胞を採取して培養し、それをシート状にして心臓に貼り付ける。大阪大学医学部の澤芳樹教授を中心とした研究グループが臨床研究を成功させたことで話題となった。ハートシートは心臓を元通りに修復するものではないが、心不全患者の生存率を高めることが期待されている。これが世界的に普及すれば、「異所性心移植」のような特殊な手術はその役割を終えるだろう。

 将来は、ハートシートからさらに技術が進歩して、心臓を完全に修復する方法が開発されるかもしれない。そうなれば、「LiveLeak」の男性のように、胸を撃たれて瀕死の重傷を負った者でも、助かる可能性が高まるはずだ。
(文=標葉実則)

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コメント

1:匿名2018年2月22日 04:00 | 返信

自分で撃ったかもしれないが、、事情がわからないな
手術しても、そのうち死んじゃうかも

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