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 昨年1200%の上昇率を記録したビットコインに3万5000%と文字通り暴騰したリップルと、バブルの様相を呈している仮想通貨界隈。コインチェック事件を皮切りに、わが国でもニュースバブルとも言える様相を呈している。金融の世界を変える革命的技術としての期待に、規制が実情に追いつかない現状。乗り遅れる恐怖感もあるのか、各国政府はそれぞれに対応を迫られ、情報も錯綜気味だ。

 そんな中、当初の慎重な態度と打って変わって独自の仮想通貨「CryptoRuble」発行を決定、国内の決済手段として承認する民法改正案が提出されたロシアでは、とある仮想通貨ファンドがこれまでにない投資家向けサービスを開始した。内容はちょっと切ない。言うなれば、仮想通貨版「いのちの電話」だ。ロシアのニュースサイト「Life」が報じている。

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画像は「Thinkstock」より引用

■大暴落で死にたくなったらお電話を

 ロシアで最も大規模な仮想通貨ファンドの1つ「BLOCKCHAIN FUND」は、2月7日から投資家向けの電話ホットラインサービスを始めた。内容は顧客のメンタルケアで費用は無料。変動著しい市場で致命的な損失を出し、絶望感に陥った投資家に手を差し伸べることが目的だ。

 公式サイトのリリースによると、「新しい通貨の崩壊による自殺の高まりと関連してサービスの開始を決定しました。投資の損失を受けたお客様の誰もが平静な生活を取り戻す助けとなるよう、資格を持つスペシャリストと話をすることができます」とのこと。「自殺の高まりと関連して」という理由が実に剣呑である。


■お悩み引き受け人はルーブル危機で活躍したプロフェッショナル

「人々はパニックを受け入れますが、何が起きているのか理解している人はいません。最初は市場の何もかもが非常にうまくいっていたのに今は違ってしまった。まず初めに、私は仕事を通して相談者と親しくなり、彼らの話を聞いてから、気分を落ち着かせ回復させるかためのアドバイスを提供します。愚かなことをしないことが非常に重要です」

 心理サポートを担当するエレナ・ピホブナ氏は公式サイトのリリースにこう記している。ピポブナ氏は資産ロスに悩む投資家への心理的な対策では実績のある心理学者という。ウクライナ紛争に伴う欧米の経済制裁と原油安の影響により発生した2014年のルーブルの大暴落で経験を積んだエキスパートだそうだ。

 この年はルーブルが対ドルで半値まで下がったから、単純に考えて、投資家のみならず、多くのロシア市民が資産の半分を失ったことになる。一時の仮想通貨ほどではないとはいえ、死にたくなった人も相当数いたことは容易に想像できる。

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1:匿名2018年2月28日 12:31 | 返信

びっと・ふらいやー

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