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画像は、「LiveLeak」より

 今年1月、7年前に顔面移植手術を受けた40代の男性が、移植された組織に拒絶反応が出たため、2度目となる顔面移植手術を受けた。彼は、昨年11月に最初の移植組織が除去された後、約2か月間、顔がない状態で過ごした。その間、人工的な昏睡状態に置かれ、生命維持装置につながれていたという。

 顔が失われたとしても、この男性のように、生命維持装置の助けを借りれば生きられることはわかった。では、生命維持装置がない場合はどうなるのか? その一つの解を、海外の動画サイト「LiveLeak」で見てみよう。

 画面に映し出されるのは、食事中の男性の姿だ。しかし彼の顔は、額から上顎の部分までがごっそりと失われているではないか。彼は、指で食べ物をこねた後、それをむき出しになった舌の上に載せる。そして、食べ物のかけらを舌と歯の間ですり潰し、そのまま飲み込んでいるようだ。顔が無いにもかかわらず、彼は器用に食事をしている。彼にとっては、これが“当たり前”なのだろう。

 動画を見る限り、人間は顔がなくても日常生活を送れるようだ。しかし、顔は人間としての尊厳にも関わる重要なパーツである。特に、顔の造形を活かした職業を志す者にとって、顔面崩壊は死にも比肩し得る苦痛を伴うに違いない。英紙「The Daily Mirror」などが昨年2月、そんな悲痛な運命に翻弄された1人のベトナム人女性について報じた。

 トラン・チ・エン・ニュン(当時28)は、女優になることを夢見る美しい女性だった。しかし、鼻の奥に生じた痛みがどんどん酷くなり、2016年にティエンザン省ミトーで手術を受けるも、症状はさらに悪化。彼女の顔は感染症に侵され、鼻や口、目が崩れてしまった。同年12月、彼女は一切食べることができなくなって息を引き取った。

 ニュンの叔母は「苦しんでいるニュンを見るのは、胸が張り裂けそうなほどつらいものでした。しかし、ニュンは優しく、自分の治療のためにお金をかけないでと家族に懇願していました。ニュンはいつも『自分は大丈夫』と言って、私たちを慰めてくれました」と話す。

 たった3年で顔面崩壊し、苦しみながら最期を迎えたニュン――。女優になる夢を奪われ、普通の生活さえできなくなってもなお、彼女は優しさを忘れなかった。真に美しい女性とは、ニュンのことをいうのではないだろうか?
(文=標葉実則)

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