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画像は「YouTube」より引用

 そして翌朝、空が白みはじめた5時半頃、ついに水が膝下まで引いてきた。勝寿さんは直子さんを下ろすと、瓦礫をかき分けて外に出た。変わり果てた景色を前に、ありったけの声で叫んで助けを求めたところ、近所の人に発見されたという。憔悴した2人が救出された時、津波発生からなんと15時間が過ぎていた。病院に搬送されて応急手当を受けた直子さんの体温は33度しかなかったが、なんとか一命をとりとめた。

「わたしはお父さんがいないと何一つできない。生きてるのが奇跡的です。助かったのが不思議でならない」(週刊朝日、2011年3月28日)と直子さんは語る。まるで小説でも読んでいるかのような信じ難い話だが、このようなことは、夫の妻に対する絶対的な愛と、妻の夫に対する絶対的な信頼なくして起きなかった奇跡といえるだろう。


■亡くなった息子が夢に現れて命を救われた

 このエピソードだけは、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)発生時の出来事である。過去、女手一つで育ててきた幼い子ども2人に先立たれるという悲劇を経験した藤岡愛子さん(当時74歳)は、神戸市灘区の集合住宅で独り暮らしをしていた。

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イメージ画像:「Thinkstock」より

 震災前夜、藤岡さんの夢に死んだはずの息子が現れた。なぜか息子は数珠を手にしており、無言だったが、まるで何かを訴えているようだったという。そのため翌朝、藤岡さんは早起きして息子の位牌に手を合わせていたところ、突然大きな揺れが起きたという。藤岡さんはとっさに身体を動かすことができ、なんとか助かったが、普段であれば就寝中の時間帯だ。息子が夢に出てこなければ、今ごろ梁の下敷きになって死んでいたかもしれないと思った。藤岡さんは今でも、息子が自分の命を助けてくれたと信じているという。

 息子によって救いの手が差し伸べられたのであれば、それは“死後の生命”や“霊的存在”を認めることが前提の話になる。筆者は50年近く心霊現象などを研究してきたが、その経験からいえば、やはり霊は存在すると思う。そうでなければ、この話のように説明が難しい事例があまりにも多いのだ。藤岡さんの息子は、老いた母が心配で、霊界で数珠を手にしながら一生懸命母のために祈っていたのかもしれない。

コメント

1:匿名2018年3月12日 14:35 | 返信

まともな記事も書けるんだな、百瀬。
この調子で努力したまえ。

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