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画像は「BBC News Japan」より引用

――軍事研究家・塩原逸郎が緊急寄稿!

 3月4日に英国・ソールズベリーで発生した元ロシア情報将校セルゲイ・スクリパリ氏の暗殺未遂事件が大きな話題を呼んでいる。旧ソ連で開発された化学兵器「ノビチョク」が使用されたこの事件を受け、英国政府は14日、ロシア政府が説明を拒否したとし、駐在するロシア外交官23名の国外退去を決定、ロシア側も同様の報復措置を取るなど、この事件は深刻な外交問題に発展しつつある。16日には、英ボリス・ジョンソン外相がこの事件にプーチン大統領の指示があった可能性が極めて大きい、との考えを示す事態に至った。

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リトヴィネンコ氏「Wikipedia」より引用

 読者の方々の中には、2006年に発生したアレクサンドル・リトビネンコ氏暗殺事件を連想する方も数多くいらっしゃるだろう。両事件は、英国で発生したロシア情報機関の関与が濃厚な事件である点、元ロシア情報機関将校がターゲットとされた点、事件に使用された物質が国家規模の組織でなければ製造が困難な点など類似点が極めて多い。

 ただ、読者の方々には単純に「ロシアが裏切った元スパイを消したのだ」と捉えて頂きたくはない。リトビネンコ、スクリパリ両事件は英国・ロシア両国の情報機関がしのぎを削る諜報戦の中で表面化した、言わば氷山の一角なのである。

コメント

1:匿名2018年3月25日 19:52 | 返信

オルガリヒとプーチン派の対立はロシア国内で決着させて欲しい所だが

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